特許
J-GLOBAL ID:200903082635262143

ハスバ歯車の押出し成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 和久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-400502
公開番号(公開出願番号):特開2002-120038
出願日: 2000年12月28日
公開日(公表日): 2002年04月23日
要約:
【要約】【課題】 歯すじに高精度のねじれ角が確保できる、ハスバ歯車の押出し成形方法を提供する。【解決手段】 成形型のうち、歯車素材の流れ方向の下流側を向く成形ランド部下流側向き歯面9bと、逃がし部下流側向き歯面10bとを、成形ランド部の溝幅W1より逃がし部の溝幅W2が広くなるように段差δ1を介して接続する。歯車素材Sの流れ方向の上流側を向く成形ランド部上流側向き歯面9aと、逃がし部上流側向き歯面10aとを、段差をつけず、歯すじのねじれ角θを同じにして接続する。この成形型で歯車素材Sを押し込み成形すると、逃がし部上流側向き歯面10aに、歯車素材Sの歯の歯面の一方が押し付けられて流れるから、成形されたハスバ歯車の歯すじのねじれ角精度は高度になる。
請求項(抜粋):
軸線に対して斜めにねじれた複数の歯形成形部が周面に形成されてなる成形型であって、該成形型は、前記歯形成形部の成形ランド部における溝幅より、該成形ランド部に続く逃がし部における溝幅が広く形成され、該成形型の前記軸線方向に歯車素材を押込んでハスバ歯車を押出し成形する方法において、前記成形型を、歯車素材の流れ方向の下流側を向く成形ランド部下流側向き歯面と、前記下流側を向く逃がし部下流側向き歯面とを、成形ランド部における溝幅より逃がし部における溝幅が広くなるようにして接続しておく一方、歯車素材の流れ方向の上流側を向く成形ランド部上流側向き歯面と、前記上流側を向く逃がし部上流側向き歯面とを、段差をつけることなく歯すじのねじれ角を同じにして接続しておき、前記逃がし部上流側向き歯面に、前記軸線方向に押込まれて前記成形ランド部で成形された成形過程の歯車素材の歯の歯面の一方を押し付けさせて流すことを特徴とするハスバ歯車の押出し成形方法。
IPC (4件):
B21J 5/06 ,  B21J 13/02 ,  B21K 1/30 ,  F16H 55/17
FI (4件):
B21J 5/06 B ,  B21J 13/02 C ,  B21K 1/30 D ,  F16H 55/17 Z
Fターム (12件):
3J030AC03 ,  3J030BA05 ,  3J030BB06 ,  3J030BB16 ,  3J030BC01 ,  3J030BC08 ,  4E087AA08 ,  4E087CA22 ,  4E087CB03 ,  4E087EC17 ,  4E087ED01 ,  4E087HA04
引用特許:
審査官引用 (1件)

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