特許
J-GLOBAL ID:200903082639009590
スクロール圧縮機
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-248346
公開番号(公開出願番号):特開平7-103174
出願日: 1993年10月04日
公開日(公表日): 1995年04月18日
要約:
【要約】【目的】 スクロール圧縮機において、液圧縮現象による異常圧力が発生したとき、旋回スクロールの偏心軸受ブッシュの摺動により異常圧力を解消する方法がある。偏心軸受ブッシュの摺動によらず、オルダムリングを含むスクロールの外周部で異常圧力を吸収する手段を提供することを目的とする。【構成】 旋回スクロール5の二つの溝18の旋回方向に対して後方側の壁面を摺動するオルダムリング6の爪16の凹部21に摺動板20を有するばね17を設ける。摺動板20を有するばね17は摺動溝18の反旋回方向側の壁面と摺動板20とで摺動することになる。ばね17は通常の旋回運動時にはオルダムリングの爪16に押されて爪16の凹部21に押し込まれないように設定している。異常圧力による旋回スクロール5の変位は旋回方向と反対の方向にかかり、この変位を摺動板20を有するばね17が凹部21に押し込まれて吸収する。
請求項(抜粋):
鏡板に渦巻き状のラップを有する固定スクロールと前記鏡板に同形状のラップを有する旋回スクロールとを互いに向かい合って噛み合わせ、前記旋回スクロールとフレームとにそれぞれ設けられた溝の間にオルダムリングを設けて、前記旋回スクロールの回転を防止してなるものにおいて、前記旋回スクロールの旋回方向に対して摺動溝を摺動するオルダムリングの爪の後方側に、摺動板を有するばねを設けて反旋回方向に付勢してなることを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (3件):
F04C 29/10 331
, F04C 18/02 311
, F04C 18/02
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