特許
J-GLOBAL ID:200903082647829319
高周波信号切換器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-078797
公開番号(公開出願番号):特開平6-268404
出願日: 1993年03月11日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 送受信機間のアイソレーションが良好で、しかも挿入損失が小さく、さらに小型かつ安価である。【構成】 アンテナ端子1は、1/4波長伝送線路6を介して送信機TXに接続されるとともに、伝送線路9を介して受信機RXに接続されている。1/4波長伝送線路6は、PINダイオード4を介して高周波的に接地されている。伝送線路9には、直列にPINダイオード3が介挿されている。送信モード時において、これらPINダイオード3および4には逆バイアス電圧が印加され、PINダイオード3および4がいずれもオフ状態となる。送信信号はPINダイオードを介することなくアンテナ端子1に伝搬されるため、送信モード時における挿入損失が大幅に低減される。また、PINダイオード3によって、受信機への送信信号の回り込みがほぼ完全に防止されている。
請求項(抜粋):
送信機から共通入出力端子に出力される送信信号と、当該共通入出力端子から受信機に与えられる受信信号とを、送信モードと受信モードとの切換に応答して相補的に切り換えるための高周波信号切換器であって、前記送信機と前記共通入出力端子との間に配置され、前記送信信号を伝搬させるための第1の高周波信号伝搬経路、前記受信機と前記共通入出力端子との間に配置され、前記受信信号を伝搬させるための第2の高周波信号伝搬経路、そのアノードが前記第1の高周波信号伝搬経路に接続され、そのカソードが高周波的に接地されている第1のスイッチング用ダイオード、前記第2の高周波信号伝搬経路に直列に介挿される第2のスイッチング用ダイオード、および送信モード時に、前記第1および第2のスイッチング用ダイオードに逆バイアス電圧を印加してこれら第1および第2のスイッチング用ダイオードをオフ状態にすることにより、前記第1の高周波信号伝搬経路上で送信信号を伝搬させ、前記第2の高周波信号伝搬経路上での受信信号の伝搬を遮断させるための逆バイアス電圧印加手段を備える、高周波信号切換器。
IPC (3件):
H01P 1/15
, H03K 17/76
, H04B 1/48
前のページに戻る