特許
J-GLOBAL ID:200903082647936832

高窒素含有ステンレス鋼の熱処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-224362
公開番号(公開出願番号):特開平8-085820
出願日: 1994年09月20日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】優れた耐食性が要求される高窒素含有ステンレス鋼の鋼管、鋼板、棒鋼等に適用される熱処理方法を提供する。【構成】(1) 雰囲気ガスとして、N2ガスが1〜30容量%、残部がH2ガスからなり、その露点が-10°C未満である混合ガスを用いて、1030〜1250°Cの温度範囲に加熱したのち、 500°Cまでの平均冷却速度を 100°C/分以上とする高窒素含有ステンレス鋼の熱処理方法。(2) 同様に、雰囲気ガスとして、N2ガスが 0.5〜50容量%、残部がH2ガスからなり、その露点が-10°C以上である混合ガスを用いる高窒素含有ステンレス鋼の熱処理方法。上記の高窒素含有ステンレス鋼として、重量%で、Cr:16〜30%、Mo+ 0.5W:2〜8%、N: 0.1〜 0.9%を含有する二相ステンレス鋼、さらにNi:10%以上を含有するオーステナイト系ステンレス鋼であって、かつ下記 (1)式で表されるPREWが35以上であることが望ましい。PREW=Cr+ 3.3(Mo+ 0.5W)+16N ・・・ (1)
請求項(抜粋):
高窒素含有ステンレス鋼を、N2ガスが1〜30容量%、残部がH2ガスからなる混合ガスであって、かつその露点が-10°C未満である混合ガスの雰囲気で、1030〜1250°Cの温度範囲に加熱したのち、 500°Cまでの平均冷却速度を 100°C/分以上として冷却することを特徴とする高窒素含有ステンレス鋼の熱処理方法。
IPC (6件):
C21D 1/76 ,  C21D 6/00 102 ,  C21D 6/00 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/22 ,  C22C 38/44
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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