特許
J-GLOBAL ID:200903082650284935

極低炭素鋼の精錬方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小堀 益
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-204060
公開番号(公開出願番号):特開平6-049527
出願日: 1992年07月30日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】 取鍋内に大径の浸漬管を溶鋼内に浸漬し、この浸漬管内を減圧し不活性ガスを導入して浸漬管内に活性気泡面を形成する極低炭素鋼の精錬方法において、浸漬管内に精錬初期に付着したメタル中の炭素による汚染を防ぐ精錬方法の提供。【構成】 溶鋼中に浸漬された浸漬管内壁と接触する処理溶鋼の気泡活性面の高さを精錬初期と末期のそれぞれにおいて変更することによって、その目的を達成したもので、精錬初期には浸漬管内の泡立ち面高さを高くし、末期には浸漬管内の泡立ち面高さを低くすることによって、精錬初期には脱炭速度の速い溶鋼自身で付着地金を溶融し、同時に脱炭する。また、脱炭末期の低炭素域では、底吹きガスによる泡立ち面高さを脱炭初期の溶鋼の浸漬槽内の高い位置まで到達しないようにして、付着メタル中の炭素の溶解による汚染を防ぐことができる。
請求項(抜粋):
溶鋼収納容器の内径の30〜80%を占める大径の直胴型の浸漬管を溶鋼内に浸漬し、同浸漬管内を減圧するとともに同浸漬管内の一側からガス体を供給し、同供給ガス体により浸漬管内に広い気泡活性面を形成すると共に、ガスリフトによる溶鋼循環を行う極低炭素鋼の精錬方法において、溶鋼中に浸漬された浸漬管内壁と接触する処理溶鋼の気泡活性面の高さを精錬初期と末期のそれぞれにおいて変更する極低炭素鋼の精錬方法。
IPC (2件):
C21C 7/10 ,  C21C 7/068

前のページに戻る