特許
J-GLOBAL ID:200903082652595598

EL素子およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-260894
公開番号(公開出願番号):特開平8-227793
出願日: 1995年09月12日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【課題】多色EL素子の発光効率及び発光バランスを向上させること。【解決手段】第一発光層15a-第二発光層15b 間に形成された発光層隔離用誘電体層14a は各発光層間の段差を無くし破壊発生時に破壊が隣接する発光層に及ぶことを防止。発光層15a 以外の発光層の下に形成された発光開始電圧調整用誘電体層14b は発光層15b に対する発光開始電圧を発光層15a の発光開始電圧に略同等化。発光層15a 形成領域に対応する第二電極上の赤色フィルタ18は色純度及び輝度バランスを調整。誘電体層14a は発光クロストーク及び色純度悪化を防止。発光層15a をパターン形成しその上に誘電体層14を形成し発光層15a の非形成領域に発光層15b を埋め込むように形成後、ホトリソグラフィ法を用いずに一度に不要な誘電体層と発光層15b を引き剥がし可能。容易に各発光層を誘電体層14a で分離でき発光層15a 以外の発光層に誘電体層14b を重ねた構成が可能。
請求項(抜粋):
絶縁性基板上に第一電極、第一絶縁層、発光層、第二絶縁層、および第二電極を、少なくとも光取り出し側の材料を光学的に透明なものにて順次積層し形成し、前記発光層を、発光色の異なる少なくとも二種類の発光層として平面的に配列した多色表示EL素子において、前記少なくとも二種類の発光層が各々分離して形成され、前記各発光層間に発光層隔離用誘電体層を有すると共に、前記各発光層の内の一方の発光層の光取り出し側またはその反光取り出し側に、選択的に形成された発光開始電圧調整用誘電体層を有し、前記発光層隔離用誘電体層と前記発光開始電圧調整用誘電体層とを同一材料で構成すると共に、該両誘電体層の光の屈折率を、前記各発光層の光の屈折率よりも小さく設定したことを特徴とするEL素子。
IPC (2件):
H05B 33/22 ,  H05B 33/14
FI (2件):
H05B 33/22 ,  H05B 33/14
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平2-304894
  • 特開平4-218293
  • 特開平3-046792

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