特許
J-GLOBAL ID:200903082656673801

潜水船内閉鎖配管用圧力上昇警報装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯沼 義彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-310014
公開番号(公開出願番号):特開平10-138990
出願日: 1996年11月06日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、潜水船の船内における流体タンクから弁を介して船外へ通じうる配管に、万一浸水事故が起きた場合、警報を的確に発生できるようにした装置に関する。【解決手段】 潜水船1の流体タンク5から、弁4および弁2を介して船外へ通じうる配管3が設けられ、弁2,4の相互間の閉鎖配管3aに、圧力検出器6が接続されるとともに、分岐管路7を介して、バネ10付きピストン9を有する流体圧シリンダ8が接続されている。閉鎖配管3aの内部の流体の温度上昇に伴う膨張分は、流体圧シリンダ8に吸収されるようになり、実際に弁2の故障で配管3に浸水を生じた場合はピストン9が押し切られた後、配管3内の圧力上昇に伴って、圧力検出器6を介し警報発生器6aから警報が発せられる。
請求項(抜粋):
潜水船の内部に、流体タンクから少なくとも2個の弁を介して船外へ通じうる配管をそなえ、上記2個の弁の相互間における閉鎖配管の内部圧を検出する圧力検出器と、同圧力検出器が所定値以上の圧力を検出した際に警報を発生する警報発生器とが設けられるとともに、上記閉鎖配管からの分岐管路に接続された流体圧シリンダが設けられて、同シリンダ内のピストンを弾性的に支持するバネが設けられたことを特徴とする、潜水船内閉鎖配管用圧力上昇警報装置。

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