特許
J-GLOBAL ID:200903082659251800

自動車の惰力運転相を開始及び終了するためのクラッチの自動制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-126577
公開番号(公開出願番号):特開平7-071493
出願日: 1994年06月08日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】 ショックのないようにやさしくかつ快適に、しかも迅速にエンジンの接続および切離しを行うことである。【構成】 自動車の惰力運転層の開始および終了のために、駆動エンジン1はクラッチ3を介して自動車のパワートレーンに接続されるかまたは切り離される。この接続および切離し過程の制御方法では、アクセルペダル位置の変化速度またはエンジンのアイドリング回転数の変化速度に依存して、切離し過程が制御され、そして接続過程のためにエンジン回転数の時間的な変化が用いられる。この制御量が予め定めた値を上回ると、アクセルペダル位置またはエンジン回転数の実際に測定した時間的な変化に依存して、切り換え過程が行われる。
請求項(抜粋):
自動車のパワートレーンからの内燃機関の自動的な切り離しを制御する方法であって、内燃機関と変速機の間に、コンピュータによって操作可能なクラッチが設けられ、このクラッチが自動車の惰力運転相を開始するために切ることが可能であり、閉鎖方向におけるアクセルペダル角度の時間的な変化の所定の値を上回ることが、クラッチを切るための制御量と見なされる方法において、自動車の運転中、コンピュータがアクセルペダル状態とその時間的な変化と変速機入力軸回転数(NGE)を周期的に検出し、アクセルペダル角度の検出値によって、エンジンのふさわしい惰性回転数(NFR)が算出されるかまたはコンピュータメモリの表から読み出され、惰性回転数(NFR)が変速機入力軸回転数(NGE)を下回るときに、クラッチが切られ、それによってエンジンが残りのパワートレーンから切り離され、そして、閉鎖方向における検出されたアクセルペダル角度の時間的な変化が、所定の値を上回るときに、アクセルペダル角度の時間的な変化の検出値に対応する補正量がコンピュータによって算出されるかあるいは他のコンピュータメモリから読み出され、この補正量が、検出された変速機入力軸回転数(NGE)に加算されて、補正された変速機入力軸回転数(N′GE)が求められ、続いて、惰性回転数(NFR)が補正された変速機入力軸回転数(N′GE)と比較され、惰性回転数(NFR)が補正された変速機入力軸回転数(N′GE)を下回るときに、クラッチが切られることを特徴とする方法。
IPC (2件):
F16D 48/06 ,  B60K 23/02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-186127

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