特許
J-GLOBAL ID:200903082669127636

液体金属イオンスラスタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-037144
公開番号(公開出願番号):特開平11-230024
出願日: 1998年02月19日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 電力効率及び推進剤利用効率を損なうことなく推力可変とし、ジンバル機構を備えることなく推力ベクトルの方向変更を可能ならしめるイオンスラスタを得る。【解決手段】 イオン源のヒーター7を通電し、液体金属貯蔵部23を加熱することにより液体金属貯蔵部23に貯蔵された低融点金属24が溶融して、液体化した金属が貯蔵部封止蓋25の供給孔から針状電極26に供給され、イオン引出用電源27をオンして針状電極26の針先に高電界を発生することにより、上記液体化した金属が電界蒸発し、イオン電流21として引き出される液体金属イオン源をマトリックス状に並べた液体金属イオンスラスタに、上記個々の液体金属イオン源のヒーター7を選択するスイッチ22を備える。
請求項(抜粋):
宇宙航行体に搭載して推力を発生する液体金属イオンスラスタにおいて、イオン化する金属を貯蔵する貯蔵部と、供給孔を有する貯蔵部封止蓋と、上記貯蔵部封止蓋から突出した針状電極と、上記貯蔵部に接したヒーターと、上記貯蔵部封止蓋と対向する位置に上記針状電極に電界を形成する有孔電極を配したイオン源をマトリックス状に並べたイオン発生部と、上記ヒーターに電力を供給する電源と、上記有孔電極に電圧を印加しイオンを引き出す電源と、上記ヒーターと上記ヒーター用電源を繋ぐ電気的経路の間に上記複数のイオン源のうち任意のイオン源に対応する上記ヒーターを選択するスイッチとを具備したことを特徴とする液体金属イオンスラスタ。
IPC (2件):
F03H 1/00 ,  H01J 27/26
FI (2件):
F03H 1/00 A ,  H01J 27/26
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特表昭64-500533
  • 特開昭53-015797
審査官引用 (2件)
  • 特表昭64-500533
  • 特開昭53-015797

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