特許
J-GLOBAL ID:200903082672751693

NC工作機械の変位補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 壯祐
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-148360
公開番号(公開出願番号):特開平5-318282
出願日: 1992年05月16日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【目的】 1つの検出器で計測された変位量を基にピッチ誤差補正を行い、計測移動の時間を短縮化しNC工作機械のサイクルタイムを改善する。【構成】 1つの検出器60により変位量を計測し、直線式作成部10cがこの検出した変位量と検出器の取付位置とから、ボールネジ355の固定点を原点とする変位量の直線式を作成し、ピッチ誤差補正量算出部10dが作成された直線式を基にピッチ誤差補正量を算出し、この値をピッチ誤差補正B記憶部70bに格納する。そして工具の移動指令が入力されると、移動指令算出部10bがこの値と該ピッチ誤差補正B記憶部70bに記憶されたピッチ誤差補正量とを加減算することにより指令値の補正を行う。
請求項(抜粋):
Z軸モータを駆動しボールネジを介して主軸ヘッドを移動させながら被加工物に所定の加工を施すNC工作機械の変位補正装置であって、接触により検出信号を出力する1つの検出器と、前記1つの検出器の出力により変位量を計測する変位量計測手段と、前記検出器の取付け位置を記憶する検出器取付位置記憶手段と、前記変位量計測手段の計測した変位量と前記検出器取付位置記憶手段に記憶された取付位置とから、ボールネジの固定点を原点する変位量の直線式を作成する直線式作成手段と、前記直線式作成手段により作成された直線式を基にピッチ誤差補正量を算出するピッチ誤差補正量算出手段と、前記ピッチ誤差補正量算出手段により算出されたピッチ誤差補正量を記憶するピッチ誤差記憶手段と、入力された指令値と前記ピッチ誤差記憶手段に記憶されたピッチ誤差補正量とを加減算してZ軸モータを駆動させるための指令値を算出する移動指令算出手段とを有することを特徴とするNC工作機械の変位補正装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-100856

前のページに戻る