特許
J-GLOBAL ID:200903082676353447

孔版印刷装置及びそれに用いられる吸着部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺山 亨 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-228496
公開番号(公開出願番号):特開平8-090893
出願日: 1994年09月22日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 両面印刷時においては擦り汚れの発生を防止し、片面印刷時にては裏写りの発生を防止して、良質の画像を得ることができる孔版印刷装置。【構成】 第1のインキ供給手段5と、印刷用紙17を第1の版胴1の外周面に押圧する押圧部材18と、印刷用紙17の第1の剥離手段25と、第1の版胴1の下流側に配設された第2の版胴31と、第2のインキ供給手段35と、印刷用紙17の第2の剥離手段55と、吸着部材38をその外周面上に巻装した吸着ドラム29と、第1の版胴1によって第1の面に印刷がなされた印刷用紙17を、吸着ドラム29と第2の版胴31との間に向けて搬送する第1の用紙搬送手段20と、第2の版胴31の下流側に設けられ、印刷用紙17を排紙トレイ60に向けて搬送する第2の用紙搬送手段62とを具備した。
請求項(抜粋):
多孔性で回転自在な第1の版胴と、第1の版胴の内部に設けられ、第1の版胴の内周面にインキを供給する第1のインキ供給手段と、第1の版胴の外周面に対して接離自在に設けられ、給送された印刷用紙を第1の版胴の外周面に押圧して、第1のインキ供給手段から供給されたインキをこの印刷用紙の第1の面に転移させる回転自在な押圧部材と、第1の版胴の外周面近傍に回動自在に配設され、前記印刷用紙を第1の版胴の外周面より剥離させる第1の剥離手段と、第1の版胴配設位置の印刷用紙搬送方向下流側に設けられた多孔性で回転自在な円筒体であって、その外周面が、前記印刷用紙の第2の面と対向するように配設された第2の版胴と、第2の版胴の内部に設けられ、第2の版胴の内周面にインキを供給する第2のインキ供給手段と、第2の版胴の外周面近傍に回動自在に配設され、前記印刷用紙を第2の版胴の外周面より剥離させる第2の剥離手段と、その外周面を第2の版胴の外周面に対して接離自在に設けられ、インキを吸着する吸着部材をその外周面上に巻装した吸着ドラムと、第1の版胴配設位置と第2の版胴配設位置との間の位置に設けられ、第1の版胴によって第1の面に印刷がなされた前記印刷用紙を、前記第1の面が前記吸着ドラムの外周面と対向するように、前記吸着ドラムと第2の版胴との間に向けて搬送する第1の用紙搬送手段と、第2の版胴配設位置の印刷用紙搬送方向下流側に設けられ、第2の版胴によって第2の面に印刷がなされた前記印刷用紙を排紙トレイに向けて搬送する第2の用紙搬送手段とを具備し、第1の版胴で前記印刷用紙の第1の面が印刷された後、その印刷用紙を第1の用紙搬送手段で搬送し、前記印刷用紙が第2の版胴と前記吸着ドラムとの間に搬送されたときに、前記吸着ドラムの外周面を第2の版胴の外周面に当接させて前記印刷用紙の第2の面に印刷を行うと共に、第1の版胴より前記印刷用紙の第1の面に供給された余剰のインキを前記吸着部材によって吸着した後、第2の剥離手段によって両面印刷済みの前記印刷用紙を第2の版胴の外周面より剥離し、剥離された前記印刷用紙を第2の用紙搬送手段で搬送して前記排紙トレイに排出することを特徴とする孔版印刷装置。
IPC (2件):
B41L 13/04 ,  B41F 23/06

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