特許
J-GLOBAL ID:200903082676837967

製紙用プレスフエルトおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 良博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-293941
公開番号(公開出願番号):特開平6-123094
出願日: 1992年10月08日
公開日(公表日): 1994年05月06日
要約:
【要約】【構成】多層構造の基布3aに複数層の繊維バット層2をニードリングにより一体となした製紙用プレスフエルト1であって、湿紙と接触する側の表層繊維バット層4を0.5〜3デニールという従来試みられていなかった細い繊度の繊維により構成し、しかも、その繊維バット層4を厚く、かつ、その重量を400〜800g/m2と特定し、一方、その裏内層繊維バット層5を前記繊維よりも太繊度の10〜25デニールの繊維により構成し、しかも、その繊維バット層5を薄く、かつ、その重量を100〜300g/m2と特定した製紙用プレスフエルト。従来例における太繊度の繊維よりなる繊維バット層を厚くし、その上に、薄く細繊度の繊維よりなる繊維バット層を積層していたのとは逆の発想に立つ。【効果】湿紙の面を平滑にする機能に優れ、印刷特性が向上し、緻密な印刷面が得られ、印刷時の押圧を小さくでき、所要印刷インキの量の低減に寄与し、特に、辞書や辞典などに使用するインデイア紙や上質紙などのような薄手の紙の抄紙用フエルトとして好適である。
請求項(抜粋):
基布層の片面に複数層の繊維バット層をニードリングにより一体となした製紙用プレスフエルトであって、当該繊維バット層のうちの湿紙と接触する側の繊維バット層は、繊度が0.5〜3デニールの繊維を80〜100%含有して構成されているとともにその重量が400〜800g/m2 で、当該繊維バット層の内部に配された他方の繊維バット層は、繊度が10〜25デニールの繊維により構成されているとともにその重量が100〜300g/m2 で、当該湿紙と接触する側の繊維バット層を当該他方の繊維バット層よりも厚く構成して成ることを特徴とする製紙用プレスフエルト。
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭50-043204
  • 特開昭50-052307
  • 特開昭58-087392
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審査官引用 (6件)
  • 特開昭50-043204
  • 特開昭50-043204
  • 特開昭50-052307
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