特許
J-GLOBAL ID:200903082682459613

原子のボース-アインシュタイン凝縮体を圧縮するための方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-546369
公開番号(公開出願番号):特表2002-527719
出願日: 1999年04月29日
公開日(公表日): 2002年08月27日
要約:
【要約】原子のボース-アインシュタイン凝縮体(102)はビーム(109)によって反応室内において圧縮及び/または急激に脱凝縮されて核融合反応が実現される。予め形成された原子のボース-アインシュタイン凝縮体を反応室(104)に導入するか、あるいはボース-アインシュタイン凝縮体の構成成分の原子を反応室(104)内に導入し、この後反応室(104)内において成分原子からボース-アインシュタイン凝縮体を形成することが可能である。ボース-アインシュタイン凝縮体の構成原子は、ボソン、フェルミオン、またはこの両方であり得る。ビーム(109)がボース-アインシュタイン凝縮体の圧縮率を高めるためにボース-アインシュタイン凝縮体に照射、集束される。ボース-アインシュタイン凝縮体は脱凝縮される際に核融合反応を起こし、大量のエネルギーを放出する。このエネルギーを取り出してタービン(120)を駆動し、発電機(122)を動かす。
請求項(抜粋):
エネルギーを発生するための方法であって、 原子のボース-アインシュタイン凝縮体を与える工程と、 圧縮力を作用させるためのビームを与える工程と、 前記ビームを用いて前記ボース-アインシュタイン凝縮体を圧縮する工程とを含み、生じた反応によって推進力として利用するかあるいは取り出すことが可能なエネルギーが与えられる方法。

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