特許
J-GLOBAL ID:200903082682603552
画像復号装置および画像復号方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-051875
公開番号(公開出願番号):特開2003-259367
出願日: 2002年02月27日
公開日(公表日): 2003年09月12日
要約:
【要約】【課題】画像復号にあたり、ブロック境界と斜めのエッジの交点部分でブロック歪と誤判定してフィルタリング処理されるのを防止する。【解決手段】画像を、所定画素数の画素で構成される複数のブロックに分割し、各ブロック毎に符号化処理した信号を復号する動画像復号装置において、ブロック境界に対して垂直な画素列の周辺画素を調べて、画像の持つ斜め方向に分布するエッジを判定する機能を新たに付加してブロック歪を持つブロックと判定した際に、さらに境界に隣接する複数の隣接画素の画素値分布から段差を検出し、以てエッジの存在を判定するようにし、エッジの存在がない場合に、ブロック歪が認められたブロックについて画素の平滑化のためのフィルタリングを施すようにする。斜めに分布するエッジをブロック歪と誤認することを少なくでき、ブロック境界に対して横切る方向の画素列だけでブロック歪を検出する場合よりも画質が向上する。
請求項(抜粋):
画像を、所定画素数の画素で構成される複数のブロックに分割し、各ブロック毎に符号化処理した信号を復号する画像復号装置において、復号した画像の各ブロックにおける各隣接ブロック間での画素の画素値分布状況からブロック歪を検出する第1の判定を実施し、この第1の判定の結果、ブロック歪が検出されたときは、そのブロック歪が検出されたブロック間の境界に隣接し、かつ、互いに隣り合う複数画素の画素値分布から画像の段差の有無を判断することにより、像のエッジの有無を判定し、エッジなしの判定の場合にブロック歪ありと判定する第2の判定を実施するブロック歪検出手段と、このブロック歪検出手段における前記第2の判定によるブロック歪の有無判定の結果、ブロック歪有りのときは、前記復号した画像の各ブロックのうち、前記判定対象の画素についての平滑化フィルタ処理を実施するフィルタ処理手段とを具備したことを特徴とする画像復号装置。
IPC (3件):
H04N 7/24
, H04N 1/409
, H04N 1/41
FI (3件):
H04N 1/41 B
, H04N 7/13 Z
, H04N 1/40 101 D
Fターム (28件):
5C059KK03
, 5C059MA00
, 5C059MA23
, 5C059MC11
, 5C059PP04
, 5C059TA68
, 5C059TB08
, 5C059TC02
, 5C059TC33
, 5C059TC42
, 5C059TD02
, 5C059TD05
, 5C059TD08
, 5C059UA05
, 5C059UA11
, 5C059UA32
, 5C059UA39
, 5C077LL05
, 5C077LL19
, 5C077MP01
, 5C077PP02
, 5C077PP47
, 5C077PQ12
, 5C077RR21
, 5C078AA04
, 5C078BA53
, 5C078CA21
, 5C078DA02
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭63-104586
-
ブロック歪低減方法及び装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-005895
出願人:ソニー株式会社
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