特許
J-GLOBAL ID:200903082686327304
モリブデン含有潤滑添加剤組成物およびその製造方法および使用
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-023465
公開番号(公開出願番号):特開2003-238980
出願日: 2003年01月31日
公開日(公表日): 2003年08月27日
要約:
【要約】【課題】 本発明は潤滑添加剤として用いるに非常に有用なモリブデン含有量が高い有機モリブデン組成物を製造する改良方法に関する。【解決手段】 本方法は脂肪油をジアミンと反応させた後にモリブデン源と反応させることを伴う。本発明の方法では、モリブデンの取り込みを助長しようとして揮発性有機溶媒を用いる必要はなく、高いモリブデン含有量の有機モリブデン組成物を生成させる。加うるに、本方法は硫黄含有反応体の存在も燐含有反応体の存在もなしに実施可能である。
請求項(抜粋):
脂肪油とジアミンとモリブデン源の反応生成物を含んで成る組成物であって、前記反応生成物が揮発性有機溶媒の非存在下に生成させたものである組成物。
IPC (5件):
C10M159/18
, C07F 11/00
, C10N 10:12
, C10N 40:25
, C10N 70:00
FI (5件):
C10M159/18
, C07F 11/00 B
, C10N 10:12
, C10N 40:25
, C10N 70:00
Fターム (12件):
4H050AA01
, 4H050AA02
, 4H050AB61
, 4H050AC90
, 4H050BE90
, 4H104AA13R
, 4H104BE05R
, 4H104DA06R
, 4H104DB04C
, 4H104FA06
, 4H104JA01
, 4H104PA41
引用特許:
出願人引用 (26件)
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米国特許第4,164,473号
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米国特許第4,692,256号
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米国特許第5,137,647号
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米国特許第4,765,918号
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米国特許第5,412,130号潤滑剤組成物の性能を向上させる添加剤としていろいろなモリブデン化合物が用いられかつ提案されてきた
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、
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、および
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が含まれる
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にメチルアミノプロピルアミンから導かれた生成物(Rが含む炭素の数は1である)が開示されているが、その生成物が油中で示す溶解度は限られている一方、R基中の炭素数が6以上の生成物はモリブデン含有量が低い(未希釈状態で8%に等しいか或はそれ以下)
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米国特許第5,840,672号
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にカルボン酸とグリセリドから導かれたモリブデン化合物が開示されているが、それらは相対的に高価である
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にモリブデン生成物が開示されているが、それのモリブデン含有量は相対的に低く、例えば6重量パーセント以下である
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にもモリブデン生成物が開示されているが、それのモリブデン含有量も低く、例えば8重量パーセント以下でありかつ硫黄を含有する
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に有機モリブデン化合物の製造方法が開示されているが、その方法は、有機モリブデン化合物の単離する為中和段階と水分離を必要とする
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の場合のように、未反応のモリブデンを除去する目的で濾過を行う必要が生じる
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には硫黄も燐も含まない有機アミドの有機モリブデン錯体、例えば2-(2-アミノエチル)アミノエタノールの脂肪誘導体とモリブデン源の反応で生成させたモリブデン含有化合物が開示されており、その反応温度は160°Cの如く高くてもよい
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には、脂肪油とアミンと硫黄源から導びかれたモリブデン含有組成物が開示されている
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には、特別に前処理された脂肪油、例えばエポキシ化に続くアルキル置換により処理された脂肪油とモリブデンを非常に特殊な脂肪油から生成させた触媒を用いて反応させることで得られたモリブデン生成物が開示されている
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(これの教示は引用することによって本明細書に組み入れられる)に記述されている
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米国特許第6,103,674号
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に記述されている如き添加剤サンプルM6に関して記述された様式で生成させた追加的サンプル(サンプル番号11)を調製して、これに溶解度および色に関する試験を同様な様式で受けさせた
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米国特許第6,174,842号
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再発行米国特許第RE37,363E号
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欧州特許第EP 1 136 496号
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欧州特許第1 136 497号
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米国特許第4,889,647号
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審査官引用 (3件)
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