特許
J-GLOBAL ID:200903082686711520

マルチビジョンのスクリーン固定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-076582
公開番号(公開出願番号):特開平6-289489
出願日: 1993年04月02日
公開日(公表日): 1994年10月18日
要約:
【要約】【目的】スクリーンの温度、湿度による反りを防ぎ平面度を適切なものに維持し、枠のスクリーン挿入用の溝の深さを小さくしても、スクリーンと枠との結合強度が良好なものに維持されるマルチビジョンのスクリーン固定装置を提供すること。【構成】スクリーンの周辺を囲み支持している枠の溝を最小にし、温度、湿度によるスクリーンの平面方向の膨張量を考慮した隙間を具備した構成とする。【効果】温度、湿度の変化によるレンチキュラシートの反りを防止でき、投写ユニットからの投写光をレンチキュラシートが一定の位置で受けることができるので、映像の歪は格段に少なくなり、映像の見栄えを格段に良くする効果がある。
請求項(抜粋):
投写形のブラウン管よりなる投写部と、該投写部からの投写光をスクリーンに導くための反射鏡あるいはレンズ等よりなる光学手段とを持つ投写ユニットと、前記投写ユニットの投写光を映すスクリーンとスクリーン枠でなるスクリーンユニットと、該投写ユニットと該スクリーンユニットを定位値に系止させ遮光させる収納架、との組でなるコアユニットを、上下左右に積み重ね組み合わせて大画面を構成するマルチビジョンにおいて、前記スクリーンの四辺の外周を、各々該スクリーンの外周の辺を長手方向とする溝を具備したスクリーン枠(スクリーン枠を以下略して枠と記す。)の該溝に挿入した構成とし、前記各々のスクリーンを上下方向を長手方向とする凹凸の断面を有する略透明材料でなるレンチキョラシートを前面に配備し、後面に画面を中心とした同心円状の凹凸の断面を有する略透明材料でなるフレネルレンズシートを重ねた構成とし、前記枠の四辺のうちの側面の一辺を形成する枠を他の枠よりワッシャ等の厚みによる厚さ分の空間確保手段、またはコイルスプリング等の前記空間の厚みを調整する手段を介し、前記スクリーンの端部と枠の溝に任意の深さの空間を確保し、機械ねじ等の着脱可能手段で係合したことを特徴とするマルチビジョンのスクリーン固定装置。
IPC (4件):
G03B 21/58 ,  G03B 21/56 ,  H04N 5/68 ,  H04N 5/74

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