特許
J-GLOBAL ID:200903082688380636
沸騰水型原子力プラントの水質制御方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-172506
公開番号(公開出願番号):特開2000-009889
出願日: 1998年06月19日
公開日(公表日): 2000年01月14日
要約:
【要約】【課題】本発明の目的は、全ての原子炉運転期間に渡って炉水放射能濃度を低減でき、原子炉定期検査時の作業員の被曝量を低減できる原子力プラントの水質制御方法を提供することにある。【解決手段】第1運転サイクルに腐食生成物の燃料棒表面への付着を抑制するために、復水処理装置7で給水中の鉄を取り除くことにより、給水鉄濃度を0.1ppb以下に抑制する。第2運転サイクル以降においては、腐食生成物の燃料棒表面への付着を促進するために、鉄注入装置20から復水脱塩器9の下流側に位置する配管10に鉄イオンや不溶解性鉄酸化物を注入することにより、第2運転サイクル以降の各運転サイクルを通じて給水鉄濃度を0.5〜1ppbの範囲内に保持する。
請求項(抜粋):
沸騰水型原子炉の炉水中又は給水中に含まれる溶解性物質及び不溶解性物質のうち少なくとも一方の濃度を制御することにより、第1回原子炉核燃料交換前の原子炉運転期間に燃料棒表面への腐食生成物の付着を抑制し、第1回原子炉核燃料交換後の原子炉運転期間に燃料棒表面への腐食生成物の付着を促進することを特徴とする沸騰水型原子力プラントの水質制御方法。
IPC (2件):
G21D 3/08 GDB
, G21D 1/00 GDB
FI (2件):
G21D 3/08 GDB G
, G21D 1/00 GDB Y
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