特許
J-GLOBAL ID:200903082712580129

造影剤既充填滅菌プラスチック注射器およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-336616
公開番号(公開出願番号):特開平8-224303
出願日: 1986年12月15日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【課題】 粘稠性が大であり、かつ1回の注射量が大量である液状造影剤を、あらかじめ充填して滅菌し、注射時の調製時間を短縮するとともに汚染危険をなくした既充填滅菌済みプラスチック注射器を提供すること。【解決手段】 プラスチック注射器の各パーツを洗浄し、異物、汚染物質、発熱性物質等を除去したのち、各パーツを組立て、バレル開放端から注射液を充填し、ピストンで開放端を封止し、最後に圧力調整しつつオートクレーブ滅菌処理する。
請求項(抜粋):
開放端(28)、及びその反対側の端にあるノズル(24)、該ノズルを閉塞する先端シール(26)、及びバレル(22)内をしゅう動自在でかつバレル(22)の開放端(28)を封止して液状造影剤をその中に封入するピストン(30)を備えた成型プラスチックバレル(22)、並びにその中に保持された液状造影剤を有する、充填済み滅菌プラスチック注射器(20)の製法であって;先端シール(26)及びピストン(30)から異物及びその他の汚染物質を除去し、先端シール(26)及びピストン(30)上の微生物汚染物質を破壊し一連のジェット水流でバレル(22)を洗浄して該バレル(22)から異物及び発熱性物質を除去し、先端シール(26)、ピストン(30)及びバレル(22)に潤滑剤を適用し、先端シール(26)をバレル(22)のノズル(24)上に組込み、バレル(22)にその開放端(28)から所望量の液状造影剤を充填し、充填後、バレル(22)の開放端(28)にピストン(30)を組込んで注射器及びその内容物の封止を完了し、さらに、組込み封止した注射器を、オートクレーブ処理中、注射器外側の圧力を少なくとも注射器内容物の圧力と同等に保ちながら、オートクレーブ処理してプラスチック注射器及びその内容物を滅菌する、各工程を含んでなる、製法。
IPC (2件):
A61M 5/178 ,  A61L 2/06
FI (2件):
A61M 5/18 ,  A61L 2/06 Z

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