特許
J-GLOBAL ID:200903082713095429

トリガー式液体噴出ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今岡 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-355731
公開番号(公開出願番号):特開平10-180157
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】トリガー式の液体噴出ポンプであって、金属製の玉状弁体を使用せずに分別処理を必要としない合成樹脂製の玉状弁体を使用して形成でき、しかも従来のこの種ポンプの形態を大きく変えることなく形成できるとともに、吐出機能にも優れた液体噴出ポンプを提案する。【解決手段】ポンプ本体の縦筒5内下部にフランジ状の弁座12を、上部に上向き段部状の弁座13をそれぞれ形成し、特殊構成の弁部材15の水平弁板15c を圧縮弾性変形可能な弾性板部15b により上記弁座13上面に圧接させて吐出弁17を形成し、また、弁部材15下端の周方向複数垂設した弾性押圧板15e を、上記弁座12上に載置した合成樹脂製の玉状弁体14上面周縁部に弾性拡開可能に当接係止させて構成した。
請求項(抜粋):
容器体口頚部に嵌合させる装着キャップ4と、該装着キャップ上に嵌着固定するとともに、装着キャップ上端から起立した縦筒5の中間部からシリンダ6を、その上部からは射出筒7をそれぞれ前方へ突設してなるポンプ本体8と、上記シリンダ内を前方付勢状態で押し込み可能に設けたプランジャ9と、上記射出筒前部に上部を枢着させて垂下させるとともに、上記プランジャ前部をその上部に連係させたトリガー10とを備え、該トリガーの操作により容器体内の液を吸い上げて射出筒7前端より噴出する如く構成したトリガー式液体噴出ポンプに於いて、上記縦筒5内下部のシリンダ6内との連通孔11下方にフランジ状の弁座12を突設するとともに、上記連通孔11上方に上向き段部状の弁座13を形成し、上記縦筒5内上端部に嵌着させた取り付け基部15a 下面中央より垂設した圧縮弾性変形可能な弾性板部15b を介して水平弁板15c を延設するとともに、該弁板周縁部を上記弁座13上面に圧接して吐出弁17を形成し、且つ、上記弁板下面中央より垂設した棒状部15d 下面周縁部より下方へ、周方向複数の弾性押圧板15e を垂設してなる弁部材15を設け、上記フランジ状の弁座12上に載置した合成樹脂製の玉状弁体14上面周縁部に上記各押圧板15e を弾性拡開可能に当接係止させて吸い込み弁16を形成してなることを特徴とするトリガー式液体噴出ポンプ。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • スプレー容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-121958   出願人:花王株式会社
  • 特開昭58-122066
審査官引用 (2件)
  • スプレー容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-121958   出願人:花王株式会社
  • 特開昭58-122066

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