特許
J-GLOBAL ID:200903082715362688

ニードルベアリング用カップシール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-024720
公開番号(公開出願番号):特開平11-223223
出願日: 1998年02月05日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】【課題】 頸部湾曲面との摺動摩擦による摩耗が進行しても、頸部湾曲面に対して良好な接触圧を有する接触域の減少を抑えることができて、寿命を長大化することができるニードルベアリング用カップシールを提供すること。【解決手段】 自在継手のスパイダー軸3の頸部湾曲面12の始端付近に接触させるカップシール21のラジアルリップ24は、前記頸部湾曲面12への接触始端となる位置の手前に、それよりも先端側を前記頸部湾曲面12に沿って曲げ易くするための可撓用薄肉部24aを設けるとともに、前記頸部湾曲面12への接触終端となる先端側の肉厚を前記可撓用薄肉部24aよりも厚肉化した構成。
請求項(抜粋):
自在継手を構成するスパイダー軸に外嵌するニードルベアリングのケースの端部内周面に取り付けられる金属製の環状芯体と、該環状芯体の内周に固定される弾性材料製のシール本体とを備え、前記シール本体が前記スパイダー軸の頸部湾曲面の始端付近に弾性変形状態で先端部が接触するラジアルリップと、前記スパイダー軸の頸部湾曲面の終端寄り位置に弾性変形状態で先端部が接触するサイドリップとを有してなるニードルベアリング用カップシールにおいて、少なくとも前記ラジアルリップは、前記スパイダー軸の頸部湾曲面への接触始端となる位置の手前に、それよりも先端側を前記頸部湾曲面に沿って曲げ易くするための可撓用薄肉部を有するとともに、前記頸部湾曲面への接触終端となる先端側の肉厚を前記可撓用薄肉部よりも厚肉化したことを特徴とするニードルベアリング用カップシール。
IPC (2件):
F16C 33/76 ,  F16C 33/78
FI (2件):
F16C 33/76 A ,  F16C 33/78 Z

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