特許
J-GLOBAL ID:200903082724781758

ゴム製品補強用スチールコード

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-278155
公開番号(公開出願番号):特開平5-117983
出願日: 1991年10月25日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】【目的】 極低荷重時の伸びが小さく、取扱作業性に優れ、繰返し曲げ応力によっても座屈およびフレッティング摩耗が容易に発生せず疲労性に優れ、しかもコード内部へのゴム材の浸入性が良好で、ゴム材との完全な複合体となり得るスチールコードとすることで、セパレーツ現象、腐蝕による強度低下を防ぎ、ゴム製品の寿命を延長する。【構成】 1×n(n=3〜5)構造のスチールコードにおいて、少なくとも1本の素線が撚りの螺旋形状のくせとは別に、d1 =(d+2/100mm)〜(d+2/10mm)(d1 :くせ外径、d:素線径)を呈する小さな略螺旋形状のくせを有し、残余の素線が撚りの螺旋形状のみのくせを有し、かつ上記小さな略螺旋形状のくせを有する素線と、隣接する撚りの螺旋形状のみのくせを有する素線とが、1撚りピッチ中に1.4〜4.0回の平均接触回数で略接触するように構成する。
請求項(抜粋):
3乃至5本の素線を同一方向、同一ピッチ(8〜16mm)で撚り合せた1×n(n=3〜5)構造のスチールコードにおいて、少なくとも1本の素線が撚りの螺旋形状とは別に、d1 =(d+2/100mm)〜(d+2/10mm)(d1 :くせ外径、d:素線径)を呈する小さな略螺旋形状のくせを有し、残余の素線が撚りの螺旋形状のみのくせを有し、かつ上記小さな略螺旋形状のくせを有する素線と、隣接する撚りの螺旋形状のみのくせを有する各素線とが、1撚りピッチ中に平均接触回数A=1.4 〜4.0回略接触することを特徴とするゴム製品補強用スチールコード。
IPC (2件):
D07B 1/06 ,  B60C 9/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-307994
  • 特開平4-214485

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