特許
J-GLOBAL ID:200903082728884187

電子コンパスに対する補償システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-512748
公開番号(公開出願番号):特表平8-505235
出願日: 1994年10月25日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】移動体(26)において使用するための電子コンパスについて述べられる。コンパスは、地球磁界を検出するための磁気抵抗センサ(10、10′)を採用し、センサはセット/リセットバイアスモードで交互に動作する。コンパスには、センサ出力信号の測定、および移動体の偏差磁界を無効にするためのオフセット電流ストラップを含む閉ループシステムによる偏差補償が与えられる。
請求項(抜粋):
移動体のコンパスにおいて偏差磁界の効果を補償するための方法であって、前記コンパスは、 外部磁界に応答し、前記外部磁界を表わす電子信号を発生するための第1および第2の磁気抵抗センサを含み、前記外部磁界は地球磁界と移動体の偏差磁界との組合せであり、 前記第1および第2のセンサは互いに予め定められた角度の関係で配向され、前記移動体のそれぞれの軸と予め定められた角度の関係で整列し、 前記センサの各々は、そこに当たる偏差磁界の少なくとも一部を無効化するための手段を含み、前記方法は、 各センサのセンサ信号の値が地球磁界の値にほぼ対応する公称値と異なるかどうかを決定するステップと、 もしそうであれば、各センサに当たる磁界を調整するための前記無効化手段を用いてセンサ信号を公称値におよそ等しい値に調整するステップと、 各センサ信号の最大および最小ピーク値を決定するステップと、 各センサ信号の前記ピーク値の平均を決定するステップと、 それぞれの平均値に従って各センサ信号の実際の値を数学的に補償するステップとを含む、偏差磁界の効果を補償するための方法。

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