特許
J-GLOBAL ID:200903082737223240

端末受信状態測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-203886
公開番号(公開出願番号):特開平7-055862
出願日: 1993年08月18日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【構成】回転形状の散乱体101を、被試験機1の周囲で歳差運動させる。送信アンテナ2の周囲に散乱体111を置き、送信アンテナからの電波が直接被試験機に入らないようにする。全ての散乱体の周期以上の測定データ数を記録し、測定サンプルの偏りをなくしてレイリフェージングを起こす。【効果】ダイバーシチ,等化器,誤り訂正等のフェージング対策の評価や、着呼率,ハンドオフ制御の評価が短時間に行うことができる。
請求項(抜粋):
受信状態を試験する被試験機と、試験周波数を発振する発振器と、前記発振器からの出力を送信するか、或いはデータ系列を生成するデータ生成手段と前記発振器からの出力を搬送波として前記データ生成手段の出力を変調する変調手段を設け、前記変調手段の出力を送信する一つの送信用空中線と、前記送信用空中線の周囲に置かれ前記試験機に前記送信用空中線から送出される電波が直接入射しないよう散乱波で打ち消すための複数の第一散乱体と、前記被試験機の周囲にあって、それぞれの散乱波をもってして前記被試験機に複数の電波を到来させる複数の第二散乱体と、前記被試験機の周囲の任意の点を回転中心とし、前記第二散乱体の内、複数個を回転中心或いは回転中心から1波長以下ずらしたところに置き、その回転により前記第二散乱体を移動させるための複数の第一回転台と、前記第一回転台の各々を前記被試験機を中心とする同心円上で個別に回転させるための第二回転台と、前記第一回転台を駆動する第一駆動手段と、前記第二回転台を駆動する第二駆動手段と、前記被試験機を回転中心或いは回転中心からずれたところで回転させるための第三回転台と、前記第三回転台を駆動する第三駆動手段と、前記被試験機の受信空中線が受信した一つ或いは複数の空中線出力の信号強度、或いは前記被試験機の復調出力と前記データ生成手段の出力との比較により判定できるデータ誤りを一定期間毎に測定する測定手段と、各々の回転台の回転周期の最小公倍数から得られる周期以上の期間について前記測定手段の出力を記録する記憶手段、或いは前記測定手段が判定したデータ誤りの数を計数し、誤り率を算出する計数手段からなり、前記発振器からの出力或いは前記変調手段により変調した出力を前記送信用空中線から出力し、出力された電波は前記第二散乱体により散乱され、様々な方向から電波が前記被試験機に到来するよう前記第一回転台,第二回転台,第三回転台を前記第一駆動手段,第二駆動手段,第三駆動手段により駆動することを特徴とする端末受信状態測定装置。
IPC (2件):
G01R 29/00 ,  G01R 29/10

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