特許
J-GLOBAL ID:200903082737302506

車両の後輪操舵装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-280162
公開番号(公開出願番号):特開平6-127410
出願日: 1992年10月19日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】この発明は、システム異常その他の理由によって後輪操舵が暴走した場合にこれを阻止する車両の後輪操舵装置を提供することを目的とする。【構成】電動モータ14によって後輪操舵機構を駆動するような装置において、制御ユニット25と監視ユニット26が設けられる。制御ユニット25ではステアリングセンサ16、車速センサ19の出力にしたがって、後輪操舵角目標設定装置251 で目標操舵角を算出し、モータ制御装置252 から制御出力を発生し、モータリレー26を介して電動モータ14を制御する。監視ユニット26においては、ステアリング変化率、車速変化率、後輪操舵角変化率に基づいて後輪異常変動監視装置264 で異常を検知し、その異常検知出力をアンド回路28に供給し、このアンド回路28でモータリレー26を制御して、電動モータ14が停止制御されるようにする。
請求項(抜粋):
車両の前輪を操舵するステアリングの操作量を検出するステアリングセンサと、前記車両の後輪を操舵する後輪操舵機構を駆動する電動モータと、前記車両の走行速度を検出する車速センサと、前記ステアリングセンサおよび車速センサからの検出信号に基づいて前記後輪の操舵角目標を算出し、この算出された操舵角目標に対応した前記電動モータの制御出力を発生する制御ユニットと、前記後輪の操舵角を検出する後輪操舵角センサと、前記ステアリングセンサ、車速センサ、さらに後輪操舵角センサの検出信号に基づいて求められるステアリング変化率、車速変化率、後輪操舵角変化率によって後輪操舵異常変動を検出する監視ユニットと、前記制御ユニットからの出力と前記監視ユニットから出力の論理積を求める論理積手段とを具備し、前記後輪異常変動検出時に前記論理積手段からの出力により前記電動モータが停止制御されるようにしたことを特徴とする車両の後輪操舵装置。
IPC (6件):
B62D 6/00 ,  B62D 7/14 ,  B62D101:00 ,  B62D103:00 ,  B62D113:00 ,  B62D117:00

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