特許
J-GLOBAL ID:200903082739209899

ガス分離フィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-508131
公開番号(公開出願番号):特表平9-502127
出願日: 1994年08月12日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】ガス分離フィルタ(10)は、連携して機能する疎水性薄膜(30、38)と親水性薄膜(18)を備えている。親水性薄膜(18)は、流入室(20)と流出室(22)を相互に分離している。2つの通気開口部(28、36)が流入室(20)に隣接するハウジング(12)内にあり、同じく通気を行う。第1の通気開口部(28)は、親水性薄膜(18)および流体が流れて流入室(20)と連絡する隣接流入孔(24)の上流にある。第2の通気開口部(36)は、流入室(20)の別端にある。各通気開口部(28、36)はそれぞれ、疎水性薄膜(30、38)で覆われている。疎水性薄膜(30)に隣接する経路によりガスおよび空気はほぼすべて液体から分離される。疎水性薄膜の下流に配置され、親水性薄膜(18)を貫通する経路が、重複したフィルタ機能を発揮し、信頼性のある安定した作動を行うことが望ましい。
請求項(抜粋):
ガス分離フィルタ・アセンブリにおいて 対向して配置したカバー部と基台部を有し、さらに流入室と、前記流入室の下流にあり、流体が流れて前記流入室と連絡する流出室とを有するフィルタ・ハウジングと、 流体が流れて前記流入室と連絡する流入孔と流体が流れて前記流出室と連絡する流出孔であって、前記フィルタ・アセンブリを介して流れる液体を受ける流入孔および流出孔と、 前記ハウジングにより規定され、前記流入室と連絡して、前記フィルタ・アセンブリを通過する液体からガスを排出する第1の通気開口部と、 前記第1の通気開口部を液体が通過するのを防止すると同時に前記第1の通気開口部にガスを流通させるために、前記第1の通気開口部に隣接して前記ハウジング内に配置した第1の疎水性フィルタ薄膜とを備え、液体が前記流入室から前記流出室に流れ、さらに前記フィルタ・アセンブリから流出する前に、前記流入室と前記通気開口部が連動して、前記疎水性フィルタ薄膜および前記第1の通気開口部に液体を流通させることにより、前記フィルタ・アセンブリを介して流れる液体からガスをほぼすべて分離することを特徴とするガス分離フィルタ・アセンブリ。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-113071

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