特許
J-GLOBAL ID:200903082740215169

自励インバータ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-308984
公開番号(公開出願番号):特開平10-155284
出願日: 1996年11月20日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 電源電圧が上昇してスイッチング素子が同時にオンするのを防止する。【解決手段】 スイッチング素子11、12のバイアス回路の抵抗器17、22にそれぞれコンデンサ21、32が並列に接続され、他方の抵抗器16、21にそれぞれダイオード、抵抗器の直列回路が並列に接続される。電源電圧を印加した発振開始時においては分圧回路18、21によってスイッチング素子のそのしきい値に近いバイアスが与えられて発振を開始するが、いったん発振が開始するとコンデンサ21の電荷はスイッチング素子11がオンのときダイオード33を通じて抵抗器34及びコンデンサ21による時定数で放電するが、スイッチング素子11がオフのときはコンデンサ21と抵抗器16を通じる充電が、先の放電よりも徐々に行われ、従ってバイアスは発振開始時よりも深くなり電源電圧が高くなってもスイッチング素子11、12が同時にオンとなる恐れはない。
請求項(抜粋):
直流電源に接続される第1、第2電源端子間に第1、第2スイッチング素子が直列に接続され、これら第1、第2スイッチング素子の各両端間にそれぞれ第1、第2分圧抵抗回路が接続され、その第1、第2分圧抵抗回路の分圧点は上記第1、第2スイッチング素子の制御端子に接続され、上記第1、第2スイッチング素子の接続点と上記第1、第2スイッチング素子の各制御端子の間にぞれぞれ互いに逆位相の駆動信号が与えられる自励インバータ回路において、上記第1、第2分圧抵抗回路の各上記第1、第2スイッチング素子に対してバイアス電圧を与える側の抵抗器とそれぞれ並列に第1、第2コンデンサが接続され、上記第1、第2分圧抵抗回路の他方の抵抗器と並列にそれぞれ第1ダイオード、第1抵抗器の直列回路、第2ダイオード、第2抵抗器の直列回路が接続され、上記第1、第2抵抗器の抵抗値はこれと並列に接続された上記分圧抵抗回路の抵抗器の抵抗値よりも小に選定されていることを特徴とする自励インバータ回路。
IPC (4件):
H02M 7/537 ,  H02M 7/538 ,  H02M 7/5383 ,  H02M 7/5387
FI (4件):
H02M 7/537 C ,  H02M 7/538 A ,  H02M 7/5383 ,  H02M 7/5387 A

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