特許
J-GLOBAL ID:200903082743417790

ベアリング用シール板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉本 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-052177
公開番号(公開出願番号):特開平11-247867
出願日: 1998年03月04日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 外輪の内周面に形成した環状の係止溝内に挿着されるシール板に於いて、ベアリング内部の潤滑用グリースが外部へ滲み出ないように、そのシール性能を高める。【解決手段】 外輪2の内周面2a両端部に形成され、内側面2b、底面2c及び外側面2dから成る断面形状が略U字形の環状の係止溝2′内に、その外周縁部を挿着するようにしたプラスチック製の環状のベアリング用シール板1に於いて、前記シール板1を表面硬度が極低硬度で且つ弾性力を有するプラスチック材により形成すると共に、当該シール板1の外周縁部の外側面に、係止溝2′の外側面2dとこれに連続する外輪2の内周面2aとの境界に形成された環状のエッジ部2fが食い込む傾斜状の食い込み面1dを形成し、係止溝2′内へのシール板1の挿着時に、前記食い込み面1dへエッジ部2fを食い込ませると共に、シール板1の外周縁部の内側面を係止溝2′の内側面2bへ面接触状態で密着させる構成とする。
請求項(抜粋):
外輪(2)の内周面(2a)両端部に形成され、内側面(2b)、底面(2c)及び外開き状に傾斜した外側面(2d)から成る断面形状が略U字形の環状の係止溝(2′)内に、その外周縁部を挿着して係止溝(2′)の内側面(2c)及び外側面(2d)へ弾性的に接触させるようにしたプラスチック製の環状のベアリング用シール板(1)に於いて、前記シール板(1)を表面硬度が極低硬度で且つ弾性力を有するプラスチック材により形成すると共に、当該シール板(1)の外周縁部の外側面に、係止溝(2′)の外側面(2d)とこれに連続する外輪(2)の内周面(2a)との境界に形成された環状のエッジ部(2f)が食い込む傾斜状の食い込み面(1d)を形成し、係止溝(2′)内へのシール板(1)の挿着時に、前記食い込み面(1d)へエッジ部(2f)を食い込ませると共に、シール板(1)の外周縁部の内側面を係止溝(2′)の内側面(2b)へ面接触状態で密着させることにより、シール板(1)のシール性能を高める構成としたことを特徴とするベアリング用シール板。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 密封転がり軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-362209   出願人:光洋精工株式会社

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