特許
J-GLOBAL ID:200903082747197387

広帯域増幅回路およびそれを用いる高速通信素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-330512
公開番号(公開出願番号):特開平9-172331
出願日: 1995年12月19日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 パーソナルコンピュータと、周辺機器や携帯端末との間の相互間のデータ通信などのために用いられる広帯域増幅回路31において、周波数帯域の異なるすべての通信方式に共用可能とする。【解決手段】 前記広帯域増幅回路31を構成する各増幅器37,38,39間などに介在される結合コンデンサC1,C3,C7を外来ノイズの影響を受けない程度に大容量化して低域の信号を通過可能とするとともに、各トランジスタQ1〜Q4をショットキートランジスタ等の高周波対応の素子とし、かつ少なくとも最終段の増幅器39のトランジスタQ4に関してそのON時にC-B間に蓄積される電荷を還流して除去するためのダイオードD6を設ける。こうして低域から高域に亘って平坦な増幅動作を可能とし、ASK方式、IrDA1.0方式およびIrDA1.1方式に共用可能とし、小型化および低コスト化を図ることができる。
請求項(抜粋):
複数段の増幅器を備えて構成される広帯域増幅回路において、前記各増幅器間の結合コンデンサの容量を、数十kHz以上の信号が通過するように大容量化し、前記複数の増幅器のうち、少なくとも最終段の増幅器において、該増幅器を構成するトランジスタのコレクタ-ベース間に、該トランジスタのON時に該コレクタ-ベース間に蓄積される電荷を還流して除去するダイオードを介在し、前記各増幅器のトランジスタを帰還容量の小さい素子とすることを特徴とする広帯域増幅回路。
IPC (4件):
H03F 3/189 ,  H03F 3/08 ,  H04B 10/00 ,  H04L 27/02
FI (4件):
H03F 3/189 ,  H03F 3/08 ,  H04L 27/02 C ,  H04B 9/00 B
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-214660
  • 特開昭56-090563
  • 特開昭59-061236

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