特許
J-GLOBAL ID:200903082754925630

発泡体の製造方法、樹脂組成物及び発泡体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-282200
公開番号(公開出願番号):特開平10-119078
出願日: 1996年10月24日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ポリフェニレンエーテル系樹脂からなる発泡体であり、スキン層は発泡がなく平滑であり、さらに発泡体のセル構造は、中心部が大きく、表面近くになるにしたがい緻密になるという特異な傾斜構造を有する。【解決手段】 キャビティークリアランス(t)が任意に設定可能な一対の雌雄金型(3,4)を用い、下記第一工程〜第四工程を含む発泡体の製造方法である。第一工程:キャビティークリアランスを1mm以下とし、キャビティー内に化学発泡剤を混入。第二工程:溶融樹脂(8)の供給中に、キャビティークリアランスを大きくする工程第三工程:溶融樹脂供給完了と同時に溶融樹脂に圧力をかけながらスキン層を形成させる工程第四工程:さらにキャビティークリアランス(t)を大きくし、発泡したコア層を形成させる。
請求項(抜粋):
噛み合わせ部(5)において摺動可能で、かつキャビティークリアランス(t)が任意に設定可能な一対の雌雄金型(3,4)を用い、下記第一工程〜第四工程を含む発泡体の製造方法であって、かつJIS7210に準じて測定した280°C、5kgfにおけるMFRが2.0〜60g/10分であるポリフェニレンエーテル系樹脂組成物を用いる発泡体の製造方法。第一工程:キャビティークリアランスを1mm以下とし、雌雄いずれかの金型内に設けられた溶融樹脂通路(7)からキャビティー内に化学発泡剤を混入したポリフェニレンエーテル系溶融樹脂(8)の供給を開始する工程第二工程:溶融樹脂(8)の供給中に、キャビティー内に供給された溶融樹脂の圧力が5〜100kg/cm2 となるように雌雄いずれかの型を移動させ、キャビティークリアランスを大きくする工程第三工程:溶融樹脂供給完了と同時に溶融樹脂に5〜100kg/cm2 の圧力をかけながらスキン層を形成させる工程第四工程:さらにキャビティークリアランス(t)を大きくし、発泡したコア層を形成させた後、成形体を金型内で冷却する工程
IPC (4件):
B29C 45/00 ,  C08J 9/06 CEZ ,  C08L 71/12 ,  B29K 71:00
FI (3件):
B29C 45/00 ,  C08J 9/06 CEZ ,  C08L 71/12
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 熱可塑性樹脂組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-235516   出願人:住友化学工業株式会社
  • 特開平4-144721

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