特許
J-GLOBAL ID:200903082763105255

無機コーティング塗装板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-055995
公開番号(公開出願番号):特開平7-256817
出願日: 1994年03月25日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】 耐熱性、耐候性等に優れているだけでなく、無機コーティング材の乾燥硬化被膜層の形成後の曲げ加工によるクラックや剥離が前記被膜層に発生しにくい曲げ加工性にも優れた無機コーティング塗装板を提供すること。【構成】 金属板の表面に無機コーティング材の乾燥硬化被膜層を有し、前記被膜層の形成後に曲げ加工されていて、前記無機コーティング材が、(A) メチルトリメトキシシラン等の加水分解性オルガノシランを有機溶媒および/または水に分散されたコロイダルシリカ中で部分加水分解してなるシリカ分散オリゴマー溶液、(B) 平均組成式R<SP>2</SP><SB>a </SB>Si(OH)<SB>b </SB>O <SB>(4-a-b)/2 </SB>(0.2≦a≦2 、0.0001≦b≦3、a+b<4)で表され、全R<SP>2</SP>基の5-50モル%がフェニル基であるポリオルガノシロキサンおよび(C) 硬化触媒を必須成分とし、(A) 成分においてシリカを固形分として5-95重量%含有し、加水分解性オルガノシランの少なくとも50モル%がオルガノシランであり、(A) 成分1-99重量部に対して(B) 成分99-1重量部が配合されたものである。
請求項(抜粋):
金属板の表面に無機コーティング材の乾燥硬化被膜層を有し、前記被膜層の形成後に曲げ加工されていて、前記無機コーティング材が、(A)一般式(I):R<SP>1 </SP><SB>n </SB>SiX<SB>4-n </SB> ...(I)(式中、R<SP>1 </SP>は同一または異種の置換もしくは非置換の炭素数1〜8の1価炭化水素基を示し、nは0〜3の整数、Xは加水分解性基を示す。)で表される加水分解性オルガノシランを、有機溶媒および/または水に分散されたコロイダルシリカ中で、X1モルに対し水0.001〜0.5モルを使用する条件下で、部分加水分解してなる、オルガノシランのシリカ分散オリゴマー溶液、(B)平均組成式(II):R<SP>2 </SP><SB>a </SB>Si (OH) <SB>b </SB>O<SB>(4-a-b)/2 </SB> ...(II)(式中、R<SP>2 </SP>は同一または異種の置換もしくは非置換の炭素数1〜8の1価炭化水素基を示し、aおよびbはそれぞれ0.2≦a≦2、0.0001≦b≦3、a+b<4の関係を満たす数である。)で表される、シラノール基含有ポリオルガノシロキサン、および、(C)硬化触媒を必須成分とし、(A)成分においてシリカを固形分として5〜95重量%含有し、加水分解性オルガノシランの少なくとも50モル%がn=1のオルガノシランであり、(A)成分1〜99重量部に対して(B)成分99〜1重量部が配合されている(ただし、(A)成分と(B)成分の合計は100重量部である)ものである塗装板において、前記無機コーティング材の(B)成分が、そのR<SP>2 </SP>にフェニル基を全R<SP>2 </SP>基に対して5〜50モル%の割合で含有するものであることを特徴とする無機コーティング塗装板。
IPC (6件):
B32B 15/08 ,  B05D 3/12 ,  B05D 5/00 ,  B05D 7/14 ,  B05D 7/24 302 ,  C09D183/04 PMU

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