特許
J-GLOBAL ID:200903082767251558

共通レール燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-005711
公開番号(公開出願番号):特開平5-272435
出願日: 1993年01月18日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、液送される燃料の全量を低減でき且つ計量精度を向上できる燃料噴射装置を提供することにある。【構成】 本発明の共通レール燃料装置は、主として、高圧燃料ポンプと、レールと、燃料噴射ノズルと、電子制御装置とで構成されている。電子制御装置により制御される燃料ポンプにより、レール内にはほぼ一定の燃料圧力が維持される。加圧された燃料は燃料噴射ノズルに連通し、該燃料噴射ノズルも電子制御装置により制御され、電子制御装置により燃料噴射ノズルが作動されると瞬時に噴射圧力の燃料を得ることができる。本発明の燃料ポンプは、漏洩燃料を一次供給源に再循環させる必要なくして各ストローク中に漏洩燃料を再利用し、これにより液送される燃料の全量を低減でき且つ計量精度を向上できる。
請求項(抜粋):
燃料噴射装置用の高圧ポンプであって、該高圧ポンプに比較的一定の圧力で燃料を供給する燃料供給装置を備えた高圧ポンプにおいて、ポンプチャンバが内部に形成されたポンプ本体と、前記ポンプチャンバ内に配置された、機械的に駆動され且つ直線的に往復運動するプランジャとを有しており、該プランジャが伸長位置と引っ込み位置との間のストローク範囲に亘って直線的に往復運動でき、前記ポンプチャンバが前記プランジャの伸長位置を越えて延び、ポンプチャンバのヘッド部分を形成しており、前記プランジャをその引っ込み位置に弾性的に押圧するためのプランジャばね手段と、前記プランジャのヘッド端のストローク範囲内で前記ポンプチャンバ内に燃料を導入するための前記ポンプ本体内に配置された入口弁とを有しており、該入口弁が入力側と出力側とを備えており、前記入口弁を閉鎖位置に弾性的に押圧するための入口弁ばね手段を有しており、前記入口弁が、プランジャのヘッド端が引っ込められるときの圧力差により開放されて、ポンプチャンバ内の圧力を前記入口弁の入力側に配置された燃料の圧力以下に低下させ、前記ポンプチャンバのヘッド部分から燃料を排出させるための前記ポンプ本体内に配置された出口弁を有しており、該出口弁が入力側と出力側とを備えており、前記出口弁を閉鎖位置に弾性的に押圧するための出口弁ばね手段を更に有しており、前記出口弁が、プランジャのヘッド端が伸長されるときの圧力差により開放されて、ポンプチャンバ内の圧力を前記出口弁の出力側に配置された燃料の圧力以上に上昇させることを特徴とする高圧ポンプ。
IPC (4件):
F02M 63/02 ,  F02D 41/40 ,  F02M 55/00 ,  F02M 63/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-252939

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