特許
J-GLOBAL ID:200903082772576155

用紙反転装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-043055
公開番号(公開出願番号):特開平10-218455
出願日: 1997年02月11日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 両面コピーを行なうための記録紙の反転が確実に行なわれ、小型化と時間の短縮化ができ、低コスト,低騒音が図れ、用紙サイズ,種類に応じて搬送時間の調整ができ搬送の安定化が図られ、搬送中の記録紙の斜行,先端折れ、中心ずれが是正される用紙反転装置を提供する。【解決手段】 片面コピー済の記録紙の搬入路10の搬入方向に沿って回転する反転ローラ4には分岐爪7が揺動自在に係合する。分岐爪7の曲面部6は反転ローラ4の回転方向に向かってオーバラップ量を増加するように形成され、記録紙は反転ローラ4と分岐爪7により挟持されてほぼ鉛直に配設される折り返し路8に送り込まれた後、自重で落下し、搬入路9内に導入され、図略のレジストローラやサイドフェンスにより姿勢を矯正され、且つ搬入時間を調整されて感光体側に再給紙される。
請求項(抜粋):
給紙部から給紙された記録紙を転写部,定着部を介してその片面をコピーした後、コピー済の記録紙を反転して前記転写部側に再給紙して両面をコピーする両面複写装置の記録紙の反転部位に配置される用紙反転装置であって、該用紙反転装置は、複数個のコロを縮径部を介して段付状に連設してなる反転ローラと、これに接触して回転する従動ローラと、前記反転ローラの前記コロ間に揺動自在に配置され、前記コロ側に曲面部を形成する分岐爪と、該分岐爪を反転ローラ側に押圧すべく付勢する弾性部材と、前記反転ローラおよび分岐爪の近傍に配置され、分岐された記録紙を案内する折り返し路とを有するものからなり、前記反転ローラは、片面コピー済の記録紙の搬入路の搬入方向に沿って回転すべく構成され、前記分岐爪は、その曲面部の輪郭形状が揺動前のセット時において前記曲面部と前記コロの外周との見掛け上のオーバラップ量が、前記反転ローラの回転方向に進むにつれて順次増加してコロの外周から内側に喰い込むように形成され、前記折り返し路は、前記搬入路にほぼ垂直な鉛直方向に配置され、再給紙される記録紙を転写部側に搬送する搬送路の入口側とほぼ一直線状に連結されることを特徴とする用紙反転装置。
IPC (2件):
B65H 29/58 ,  G03G 15/00 106
FI (2件):
B65H 29/58 B ,  G03G 15/00 106

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