特許
J-GLOBAL ID:200903082773919315

ロボット非常停止用スイッチ機構並びに該機構を設けた教示操作盤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹本 松司 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-252677
公開番号(公開出願番号):特開平11-077579
出願日: 1997年09月03日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】【課題】 構造簡単な3ポジション型のロボット非常停止用スイッチ機構及びそれを装備した教示操作盤。【解決手段】 ロボット操作開始時には、OFF状態(a)から、操作面Laにバネ偏倚力S1に打ち勝つ通常の操作外力を加えてボタンLを移動させ、(b)の状態とし、作用ヘッドLhによって接点機構CMの可動接点要素MEをON位置とする。この状態でロボットは動作可能である。ロボットを非常停止させるには、(b)の状態から操作外力を解除して(a)に戻すか、バネ偏倚力S1、S2の合力に打ち勝つ特別操作外力を加えてボタンLを更に押し下げ、(c)の状態とする。いずれの場合もOFF状態が実現され、ロボットは直ちに停止する。非常停止用スイッチ機構は教示操作盤の1つまたは複数の適所(側部、コーナ部、裏面等)に設けられる。作用ヘッドLhを旋回移動させる機構を採用しても良い。
請求項(抜粋):
ロボットの動作可能状態及び動作不可能状態に各々対応するON状態及びOFF状態を持つ接点機構と、前記接点機構の前記ON状態とOFF状態の間の切換作用を及ぼす作用ヘッドと、所定の経路に沿って前記作用ヘッドを移動させる操作子と、前記作用ヘッドの前記移動を弾性的に規制するバネ機構を備えたロボット非常停止用スイッチ機構において、前記作用ヘッドの前記所定経路上には、前記接点機構をOFF状態とする外側位置と前記接点機構をON状態とする中間位置と前記接点機構をOFF状態とする内側位置が含まれており、前記バネ機構の前記弾性的な規制は、前記作用ヘッドが前記外側位置から前記中間位置へ向かう運動を第1のバネ偏倚力で規制し、前記作用ヘッドが前記中間位置から前記内側位置へ向かう運動を前記第1のバネ偏倚力を上回る第2のバネ偏倚力で規制するものであり、前記操作子に前記第1のバネ偏倚力に打ち勝ち前記第2のバネ偏倚力以下の通常操作外力が印加された時、前記作用ヘッドが前記外側位置から前記中間位置に移動され得るともに、前記操作子に前記第2のバネ偏倚力に打ち勝つ特別操作外力が印加された時、前記作用ヘッドが前記中間位置から前記内側位置に移動され得るようになっている前記ロボット非常停止用スイッチ機構。
IPC (2件):
B25J 19/06 ,  B25J 13/06
FI (2件):
B25J 19/06 ,  B25J 13/06

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