特許
J-GLOBAL ID:200903082776981178

廃車解体用の横転装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-033817
公開番号(公開出願番号):特開平9-226539
出願日: 1996年02月21日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】 廃車の底部に対する解体作業を行うに際して廃車を容易に横転させかつ元に戻し得る有効な装置を提供する。【解決手段】 基台1上に支持柱2を起倒可能に設け、支持柱を起倒させるための駆動機構5を具備する。廃車の側部ウインドウに差し込み得るフォーク9を前記支持柱の上端部に直交させて取り付ける。支持柱を起立させた状態においてフォークを廃車の側部ウインドウに差し込んで廃車を通常姿勢で基台上面より浮かせて支持し、その状態から駆動機構によって支持柱を転倒させることにより廃車を横転させる。基台の床面上に格子面1aを設け、廃車からこぼれ出た残留液を格子面を通過せしめてその下方の床面において受けて回収する。2本のフォークを設けるとともにそれらフォーク間の間隔を調節可能かつ支持柱の長手方向に移動可能とする。
請求項(抜粋):
廃車の底部に対する解体作業を行うべく該廃車をその底部がほぼ鉛直となるような横転姿勢とするための装置であって、基台上に支持柱を起倒可能に設けるとともに、該支持柱を起倒させるための駆動機構を具備し、該支持柱の上端部に廃車の側部ウインドウに差し込み得るフォークを前記支持柱が起立しているときにほぼ水平となりかつ該支持柱が転倒した際にほぼ鉛直となるように該支持柱と直交させて取り付けてなり、前記支持柱を起立させた状態において前記フォークにより廃車を通常姿勢で基台上面より浮かせて支持し、その状態から前記駆動機構によって前記支持柱を転倒させることにより前記フォークにより支持した前記廃車を横転させ、かつ前記支持柱を起立させることにより廃車を通常姿勢に復帰せしめる構成としたことを特徴とする廃車解体用の横転装置。

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