特許
J-GLOBAL ID:200903082787849107
励起子を用いた量子論理素子および量子論理演算方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-265898
公開番号(公開出願番号):特開2004-103952
出願日: 2002年09月11日
公開日(公表日): 2004年04月02日
要約:
【課題】デコヒーレンス時間の大幅な増大と極超短パルスレーザ技術による基本演算時間の大幅な短縮を可能とする、励起子を用いた量子論理素子および量子論理演算方法を提供すること。【解決手段】量子論理素子を互いに幅の異なる2つの半導体量子井戸構造(a,b)で構成し、半導体量子井戸構造を備える基板に所望の角度θで印加された磁場中でこれらの量子井戸構造の各々に光励起された分極を有する励起子相互間の自己分極間相互作用を利用するようにした。また、上記自己分極間相互作用の替わりに、半導体量子井戸構造を備える半導体基板に所望の角度θで印加された磁場中で半導体量子井戸構造aに照射された右回りの円偏光および半導体量子井戸構造bに照射された左回りの円偏光により半導体量子井戸構造の各々に生成された、互いに反対方向のスピンをもち、かつ、互いにエネルギーを同一とするスピン選択励起された励起子間のスピン交換相互作用を利用するようにした。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
半導体量子構造の電子状態を利用した量子論理素子であって、
互いに幅の異なる2つの半導体量子井戸構造(a,b)を備え、
当該半導体量子井戸構造の基板に所望の角度θで印加された磁場中で当該2つの半導体量子井戸構造の各々に光励起された、自己分極を有する励起子相互間の分極間相互作用を利用することを特徴とする量子論理素子。
IPC (3件):
H01L29/66
, H01L29/06
, H01L29/82
FI (6件):
H01L29/66 M
, H01L29/06 601D
, H01L29/06 601L
, H01L29/06 601S
, H01L29/06 601W
, H01L29/82 Z
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