特許
J-GLOBAL ID:200903082789531350

車椅子用固定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 千明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-273075
公開番号(公開出願番号):特開平10-094559
出願日: 1996年09月24日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】 車椅子を容易に固定することができる車椅子用固定装置を提供する。【解決手段】 車椅子用固定装置のフレーム固定装置3を、左右フッキング機構33,34と、左右フッキング機構33,34の左右フックバー31,32を操作する操作ワイヤー37と、操作ワイヤー37のワイヤー35を駆動する駆動装置39とにより構成する。両フッキング機構33,34はリンク機構を形成し、ワイヤー35操作により、左右フックバー31,32を、起立させた後、下方へ駆動することができる。左右フッキング機構33,34を、左右へスライド可能に固定された左右連結部材55,56を介して、駆動輪固定装置4に連結する。駆動輪固定装置4は、左右当接部材65,66と移動モータ84とを備え、移動モータによって、左右当接部材65,66を、互いに離間する方向へ移動することができる。
請求項(抜粋):
車椅子の左右側部側に設けられた前後方向に延在する左右フレーム構成部材を、フロアに固定する車椅子用固定装置であって、前記フロアに固定される装置本体と、該装置本体に設けられるとともに、前記左右フレーム構成部材に各々係脱自在に係止される一対の左右フッキング機構とを備え、該左右フッキング機構を、前記装置本体に、回動自在に支持された第1のリンクと、該第1のリンクを、起立した状態を維持する方向に付勢した第1のスプリングと、前記第1のリンクの上端部に、回動自在に支持された第2のリンクと、該第2のリンクを、倒れた状態を維持する方向に付勢するとともに、前記第1のスプリングより小さな付勢力を有した第2のスプリングと、前記第2のリンクの一方の自由端部に設けられ、前記第2のリンクが回動した際に対応するフレーム構成部材に当接可能な長さを有した鉤状の鉤状部材と、前記第2のリンクの他方の自由端部に連結され、該第2のリンクを回動する方向へ駆動する駆動手段と、により構成し、該駆動手段の作動に伴い、前記第2のリンクを回動して、前記鉤状部材を対応するフレーム構成部材に当接させる当接状態と、前記鉤状部材の当接により前記第2のリンクの回動が阻止されるとともに前記第1のリンクの回動が開始され、前記鉤状部材を対応するフレーム構成部材に摺動させつつ下方へ移動する下動状態と、前記鉤状部材の下方への移動に伴い、該鉤状部材を対応するフレーム構成部材に係止し、かつ下方へ付勢する係止状態と、を形成可能に構成したことを特徴とする車椅子用固定装置。
IPC (2件):
A61G 3/00 503 ,  A61G 5/00 505
FI (2件):
A61G 3/00 503 ,  A61G 5/00 505

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