特許
J-GLOBAL ID:200903082801919849

精紡スピンドル或いは撚糸スピンドルのための単個モータによる駆動機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-173694
公開番号(公開出願番号):特開平8-100331
出願日: 1995年07月10日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【課題】 精紡スピンドル或いは撚糸スピンドルのための単個モータによる駆動機構を提供すること。【解決手段】 カバー6,6′がスピンドル支承ハウジング5を覆うようにして延在しており、このカバー内に電動モータ3に給電する制御部材7,8,9の少なくとも一部分がまとめられており、エネルギーと制御信号のための供給導線20と電動モータのための導出導線10,11,12,13と結合されている
請求項(抜粋):
【請求項01】 スピンドル支承ハウジングを介してスピンドルレール内に支承されているスピンドルが同様にスピンドルレールに支承されている電動モータと結合されており、この電動モータが運動可能なカバーを備えている、精紡スピンドル或いは撚糸スピンドルのための単個モータによる駆動機構において、カバー(6,6′)がスピンドル支承ハウジング(5)を覆うように延在しており、このカバー(6,6′)内に電動モータ(3)に給電する制御部材(7,8,9)の少なくとも一部分がまとめて設けられており、エネルギーと制御信号のための供給導線(20)と電動モータ(3)のための導線(10,11,12,13)と結合されていることを特徴とする精紡スピンドル或いは撚糸スピンドルのための単個モータによる駆動機構。【請求項02】 スピンドル支承ハウジングを介してスピンドルレール内に支承されているスピンドルが同様にスピンドルレールに支承されている電動モータと結合されており、この電動モータが運動可能なカバーを備えている、精紡スピンドル或いは撚糸スピンドルのための単個モータによる駆動機構において、カバー(6′′)が長手方向で多数のスピンドル支承ハウジング(5)と電動モータ(3)を覆うように延在していること、および各々のスピンドル支承ハウジング(5)の上記カバー(6′′)により覆われている領域内に、このカバー(6′′)から独立して、電動モータ(3)に給電する制御部材(7,8,9)の少なくとも一部分が個別の構造ユニット(30)としてまとめて設けられており、かつエネルギーと制御信号のための供給導線(20)と結合されていることを特徴とする精紡スピンドル或いは撚糸スピンドルのための単個モータによる駆動機構。【請求項03】 カバー(6,6′,6′′)および/または個別の構造ユニット(50)が旋回可能に、懸架可能に、差込み可能に或いは押込み可能にスピンドルレール(4)或いはこのスピンドルレールに固定されている部分と結合されていることを特徴とする請求項1或いは2に記載の駆動機構。【請求項04】 少なくとも一つのリンク機構(15;15′)を中心にして旋回可能なカバー(6,6′′)および/または個別構造ユニット(50)が電動モータ(3)のスピンドルレール(4)上に支承されているハウジング(16)に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の駆動機構。【請求項05】 カバー(6′)が旋回可能な支承位置(17)を備えており、この支承位置がスピンドルレール(4)と結合されている相手方支承部に懸吊可能であるか、或いは電動モータ(3)のスピンドルレールに支承されているハウジング(16)と結合可能であることを特徴とする請求項3に記載の駆動機構。【請求項06】 カバー(6,6′,6′′)および/または個別の構造ユニット(50)とスピンドルレール(4)間に互いに係合可能な差込み部材および/または押込み部材が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の駆動機構。【請求項07】 カバー(6,6′,6′′)および/または個別の構造ユニット(50)を閉じ位置に固定するための少なくとも一つの錠止部材(19)が設けられていることを特徴とする請求項1から6までのいずれか一つに記載の駆動機構。【請求項08】 錠止部材(19)が機械的に或いは磁石的に形成されていることを特徴とする請求項7に記載の駆動機構。【請求項09】 スピンドルレール(4)に、スピンドル支承ハウジング(5)の領域内で、電動モータ(3)を駆動しかつ制御するための導線(10〜13)が、そしてカバー(6,6′)および/または個別の構造ユニット(50)のスピンドル支承ハウジング(5)および/またはスピンドルレール(4)に面している少なくとも一部分には制御部材(7,8,9)のための少なくとも一つの別個の要素が設けられていること、およびこれらの導線およびこれらの制御部材の要素が、接触部材(21)を介して互いに結合可能であることを特徴とする請求項1から8までのいずれか一つに記載の駆動機構。【請求項10】 少なくとも制御部材の個別の要素がカバー(6,6′)および/または個別の構造ユニット(50)の少なくとも一つの側壁、少なくとも一つの中間壁および/または背壁に設けられていることを特徴とする請求項9に記載の駆動機構。【請求項11】 少なくとも制御部材の個別の要素がカバー(6,6′)および/または個別の構造ユニット(50)と形状一体的に結合されていることを特徴とする請求項9に記載の駆動機構。【請求項12】 接触部材(21)が、カバー(6,6′)および/または個別の構造ユニット(50)のスピンドル支承ハウジング(5)および/またはスピンドルレール(4)に面している少なくとも一部分に設けられておりかつ閉じ位置において供給導線(20)と結合されていることを特徴とする、カバーおよび/または個別の構造ユニットが開き位置と閉じ位置間において運動可能である、ことを特徴とする請求項9に記載の駆動機構。【請求項13】 接触部材(21)がカバー(6,6′)および/または個別の構造ユニット(50)の背壁に設けられていることを特徴とする請求項12に記載の駆動機構。【請求項14】 接触部材(21)が、カバー(6,6′)および/または個別の構造ユニット(50)の背壁に設けられており、かつ閉じ位置において電動モータ(3)の接続クランプと結合されていることを特徴とする、カバーおよび/または個別の構造ユニットが開き位置と閉じ位置間において運動可能である、ことを特徴とする請求項9に記載の駆動機構。【請求項15】 接触部材(21)が、差込み接触子、舌状接触子、弾性接触子部材或いは運動可能な接触ピンとして形成されていることを特徴とする請求項9から14までのいずれか一つに駆動機構。【請求項16】 カバーおよび/または個別の構造ユニット(50)がスピンドル安全部材(35)を備えていることを特徴とする請求項1或いは2に記載の駆動機構。【請求項17】 カバー(6,6′,6′′)と電動モータ(3)のハウジング(16)もしくはスピンドル支承ハウジング(5)或いはスピンドルレール(4)間に、少なくとも一つの溝-ウエッブ-結合部(31,32)が設けられており、少なくとも一つの切欠き部(36)がカバーの上方領域内においてスピンドル軸を少なくとも部分的に捕捉していることを特徴とする請求項3或いは16に記載の駆動機構。【請求項18】 スピンドル支承ハウジング(5)もしくは電動モータ(3)のハウジング(16)の上方において、スピンドル(2)が貫通している開口(37)を備えたスピンドルカバー(40)が設けられていること、およびこのスピンドルカバー(40)がばね作用下にありかつカバー(6,6′,6′′)によりスピンドル縦軸線に対して横方向で少なくとも制限されて運動可能な板(45)として形成されていることを特徴とする請求項1或いは2に記載の駆動機構。
IPC (2件):
D01H 1/244 ,  D01H 7/10

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