特許
J-GLOBAL ID:200903082804797400

シリカ製品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三俣 弘文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-270779
公開番号(公開出願番号):特開平11-171559
出願日: 1998年09月25日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 TMAHのような安定剤及び蟻酸メチルのようなゲル化剤を極少量しか使用しない新規なゾル・ゲル法を提供する。【解決手段】 最初にシリカ分散液を安定化させるか又は安定化を助け、次いで、分散液のゲル化を誘発するゲル化剤にその場で変換する単一の安定/ゲル化剤を使用することにより、安定化とゲル化の両方の作用を果たすために必要であった常用の安定剤及び常用のゲル化剤のそれぞれの使用量を低減することができる。本発明の方法は従来のゾル・ゲル法を凌駕する優れた方法である。安定/ゲル化剤の最初の安定化作用は、TMAHのような望ましからざる安定剤の使用量を低下させることができる。更に、安定/ゲル化剤自体がゲル化に寄与する物質に変換するので、蟻酸メチルのような常用のゲル化剤も極少量しか必要とされない。
請求項(抜粋):
(a)安定/ゲル化剤を含有するコロイドシリカ分散液を供給するステップと、ここで、該安定/ゲル化剤分子の一部分だけが該分散液中でイオン化されている、(b)該シリカ分散液にpH低下剤を添加するステップとからなり、前記pH低下剤は、前記シリカ分散液のゲル化を誘発するように、該安定/ゲル化剤の非イオン化分子の少なくとも一部分をイオン化するのに十分な量で添加されていることを特徴とするシリカ製品の製造方法。
IPC (3件):
C03B 8/02 ,  C03B 20/00 ,  C03B 37/012
FI (3件):
C03B 8/02 G ,  C03B 20/00 Z ,  C03B 37/012 A

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