特許
J-GLOBAL ID:200903082807693354

冷凍装置の不純物除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西森 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-191708
公開番号(公開出願番号):特開平8-029023
出願日: 1994年07月11日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】 洗浄運転の効率化による製品洗浄運転工数の削減と、不純物除去の効率化による製品信頼性の向上を図ること。【構成】 最初に残留油と相溶性のよい合成油12及び冷媒を冷媒回路7内に充填し、所定時間洗浄運転を行う。この洗浄運転により残留油や異物等の残留不純物が合成油12に溶解や混合し、この合成油12を冷媒回路7から排出することで大方の残留不純物を排出できる。しかし上記の不純物の排出後でも冷媒回路7の各部の底部には残留不純物が溶解した合成油12や金属摩耗粉等の残留不純物そのものがまだ残留している。そこで次に残留不純物が溶解した合成油12や残留不純物そのものの比重より大きく、かつ該残留不純物とは相溶性の悪い油13を冷媒回路7内に充填し、所定時間洗浄運転を行う。これにより充填した油13の比重差により残留不純物を含む合成油12や残留不純物そのものを上方に押出し、排出する。
請求項(抜粋):
圧縮機(2)と、熱源側熱交換器(3)と、膨張機構(4)と、利用側熱交換器(5)とを順に接続して閉回路の冷媒回路(7)を形成し、上記冷媒回路(7)に冷媒を循環させる冷凍装置において、切削油、転造油等の冷媒回路(7)内への残留不純物と相溶性のよい合成油(12)と冷媒とを上記冷媒回路(7)に充填して冷媒回路(7)の洗浄運転を行い、上記洗浄運転後に冷媒、合成油(12)等を冷媒回路(7)から排出し、その後、上記合成油(12)よりも比重が大きい油(13)と冷媒とを冷媒回路(7)に充填して再度洗浄運転を行うことを特徴とする冷凍装置の不純物除去方法。

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