特許
J-GLOBAL ID:200903082816222828
医療用ガイドワイヤ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡 賢美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-216767
公開番号(公開出願番号):特開平9-038210
出願日: 1995年08月01日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】 極細の主線材2の先端部分に、放射線不透過コイル部4と放射線透過コイル部5を直列連設したコイルスプリング3を嵌装着する医療用ガイドワイヤ1において、血管内への挿入性の向上と性能安定を図り、併せて、ガイドワイヤ1の成形性の向上とコスト低減を促進する。【解決手段】 白金-ニッケル合金線の放射線不透過線材7と、オーステナイト系ステンレス線の放射線透過線材8の先端を、突き合せ溶着した太径母線9を縮径伸線した極細単一線のコイル素線10によって、単一コイル体のコイルスプリング3を巻回形成し、そのコイルスプリング3を主線材2に嵌装着し、前記2線材の接合点6に、前記2線材の原子・分子が一方から他方へ拡散拡大した拡大拡散層13を設け、この拡大拡散層13をコイルスプリング3の曲げ変形の徐変ゾーン・緩衝ゾーンとして機能させる構造が特徴である。
請求項(抜粋):
可撓性の主線材の先端部位に、放射線不透過線材からなる放射線不透過コイル部と、放射線透過線材からなる放射線透過コイル部を直列状に有するコイルスプリングを嵌装着した医療用ガイドワイヤにおいて、前記コイルスプリングは、放射線不透過線材と放射線透過線材の線材端を突き合せ溶着して、縮径伸線した単一極細線のコイル素線によって巻回形成され、かつ、前記放射線透過線材は、前記放射線不透過線材より原子・分子濃度が低濃度に構成されたことを特徴とする医療用ガイドワイヤ。
引用特許:
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