特許

J-GLOBAL ID：200903082817741390

伝熱管

発明者： 木戸 長生 ,  谷口 光▲徳▼
出願人/特許権者： 松下冷機株式会社
代理人 (1件)： 滝本 智之 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-157548
公開番号（公開出願番号）：特開平9-014881
出願日： 1995年06月23日
公開日（公表日）： 1997年01月17日
要約：

【要約】【目的】 本発明は空気調和機や冷凍機器、自動車機器等の冷媒と空気等の流体間で熱の授受を行う熱交換器に用いられる伝熱管に関するもので、特にオゾン層を破壊しない代替冷媒として近年有力な非共沸混合冷媒を使用する伝熱管に関するものである。【構成】 管軸方向に対して平行に連続する微細な溝4を内面に多数備え、溝4の相互間の頂部5の幅を溝4の連続する方向で拡大縮小を繰り返し、溝4の斜面6に凹凸を備えた構成を有し、冷媒に非共沸混合冷媒を用いた場合に、溝4の表面に生じる冷媒成分の濃度境界層の発達を斜面6の凹凸により分断して抑えることができ、拡散抵抗による熱伝達率の低下を抑えることができる。

請求項（抜粋）：

管軸方向に対して平行または螺旋状に連続する微細な溝を内面に多数備え、前記溝相互間の頂部の幅を溝の連続する方向で拡大縮小を繰り返して前記溝の斜面に凹凸を設けた伝熱管。