特許
J-GLOBAL ID:200903082822383248

電気ケーブル送り出し装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 旦 武尚 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-292079
公開番号(公開出願番号):特開平9-117027
出願日: 1995年10月13日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 二対のローラ間隔の可変を簡単確実に実現できる四輪駆動式のケーブル送り装置を安価に得る。【解決手段】 二本の可動枢軸3Bをそれぞれ軸受2で一つの可動枠11に枢支立設するとともに、各固定枢軸3A,3A同士を結ぶ線に直交して変位可能に配設し、かつ、前記各枢軸3A,3Bの下部にはそれぞれチェーンギヤGを取着して、各固定枢軸3Aに対し各可動枢軸3Bをそれぞれ逆方向に回転させるためのチェーン4をアイドラギヤIGにより、チェーン4に原動ギヤ5を直接または間接的に噛合させて備え、また、前記チェーン4の所定範囲部分を前記可動枠11の移動軌跡に対し、ガイドギヤgなどのチェーン案内部材14を前記可動枠11に設けてなり、各枢軸3A,3Bの上部にそれぞれ個別に嵌着した取付筒体6,6に、ほぼ球面をなす中空弾性材で作った送り出しローラ7,7を挾持取付具8,9などの止具でそれぞれ個別に取着するとともに、前記基台1には、ケーブル案内部材10を横設した。
請求項(抜粋):
対をなす弾性ローラ間にケーブルを挟みつつ、このケーブルを前記弾性ローラの回転力で線長方向に送り出すケーブル送り出し装置において、基台1に設置した二つの軸受2にそれぞれ枢支立設した二本の固定枢軸3Aに対しそれぞれ接離する二本の可動枢軸3Bをそれぞれ軸受2で一つの可動枠11に枢支立設するとともに、この可動枠11をその中央に螺入したスクリューシャフト12と両側のガイドシャフト13とにより、前記各固定枢軸3A,3A同士を結ぶ線の直交方向に変位可能に配設し、かつ、前記各枢軸3A,3Bの下部にはそれぞれチェーンギヤGを取着して、これら各ギヤに前記各固定枢軸3Aに対し各可動枢軸3Bをそれぞれ逆方向に回転させるためのチェーン4をアイドラギヤIGにより、平面ほぼ凸字状に掛け渡してこのチェーン4に原動ギヤ5を直接または間接的に噛合させて備え、また、前記二つの可動枢軸3Bに取着したチェーンギヤGの移動範囲内における前記チェーン4の二つの所定範囲部分を前記可動枠11の移動軌跡に対し、それぞれ平行保持するためのガイドギヤgなどのチェーン案内部材14を前記可動枠11に設けてなり、前記二つずつの各枢軸3A,3Bの上部にそれぞれ個別に嵌着した取付筒体6,6に、ほぼ球面をなす中空弾性材で作った送り出しローラ7,7を挾持取付具8,9などの止具でそれぞれ個別に取着するとともに、前記基台1には、ケーブル案内部材10を横設してなる電気ケーブル送り出し装置。

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