特許
J-GLOBAL ID:200903082822580264

アイドリングストップ機能を有する車両に搭載された二次蓄電池の残存容量を判定する装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-322821
公開番号(公開出願番号):特開2003-127807
出願日: 2001年10月19日
公開日(公表日): 2003年05月08日
要約:
【要約】【課題】 信頼性が高く実用的なアイドリングストップ処理を判定するための二次蓄電池の残存容量を判定する方法と装置を提供する。【解決手段】 判定手段8は、(a)電圧計7の測定値を事前に定めた複数の水準のしきい値と比較して二次蓄電池3の残存容量を推定し、(b)エンジン再始動から所定時間以内の二次蓄電池3の端子間電圧を第1の端子間電圧として電圧計7から入力し、エンジン再始動から第1の所定時間経過後の二次蓄電池3の端子電圧を第2の端子間電圧として電圧計7から入力し、第1の端子間電圧から第2の端子間電圧を減じて電圧差を算出し、第1の端子間電圧が第1の電圧以上であり、電圧差が第2の電圧であるか否かを判定し、(c)温度センサ6の検出温度が予め定められた上限温度と下限温度以内であることを判定し、アイドリングストップ処理手段10がこれら総合的な判定結果に基づいてアイドリングストップの可否を行う。
請求項(抜粋):
スタータと、該スタータで起動されるエンジンと、該エンジンによって回転駆動されて発電するオルタネータと、二次蓄電池と、前記オルタネータまたは前記二次蓄電池からの給電によって動作する電気装備を有し、アイドリングストップ処理を行う車両において、前記二次蓄電池の端子間電圧を測定する電圧計と、前記二次蓄電池の温度を検出する温度センサと、前記エンジンの再始動を示す信号を提供するエンジン再始動信号提供手段と、前記電圧計、前記温度センサ、および、前記エンジン再始動信号提供手段の信号を入力し、(a)前記電圧計の測定値を事前に定めた複数の水準のしきい値と比較して前記二次蓄電池の残存容量を推定するSOC判定手段と、(b)前記エンジン再始動信号提供手段から出力された信号から第1の所定時間以内の前記二次蓄電池の端子間電圧を第1の端子間電圧として前記電圧計から入力し、前記エンジン再始動信号提供手段からの信号が入力されて前記第1の所定時間経過後に、前記エンジン始動に伴って一時的に低下する前記二次蓄電池の最小値である端子電圧を第2の端子間電圧として前記電圧計から入力し、前記第1の端子間電圧から前記第2の端子間電圧を減じて電圧差を算出し、前記第2の端子間電圧が第1の電圧以上であり、前記電圧差が第2の電圧であるか否かを判定する劣化判定手段と、(c)前記温度センサの検出温度が予め定められた上限温度と下限温度以内であることを判定する温度範囲判定手段とを具備し、これらの判定結果を出力する判定手段と、を有することを特徴とする、アイドリングストップ機能を有する車両に搭載された二次蓄電池の残存容量を判定する装置。
IPC (6件):
B60R 16/04 ,  G01R 31/36 ,  H02J 7/00 ,  H02J 7/14 ,  H01M 10/48 ,  H01M 10/48 301
FI (6件):
B60R 16/04 W ,  G01R 31/36 A ,  H02J 7/00 P ,  H02J 7/14 A ,  H01M 10/48 P ,  H01M 10/48 301
Fターム (37件):
2G016CA03 ,  2G016CB01 ,  2G016CB25 ,  2G016CB31 ,  2G016CC01 ,  2G016CC03 ,  2G016CC04 ,  2G016CC05 ,  2G016CC06 ,  2G016CC13 ,  2G016CC16 ,  2G016CC23 ,  2G016CC27 ,  2G016CC28 ,  2G016CE03 ,  2G016CF03 ,  2G016CF06 ,  2G016CF07 ,  5G003AA07 ,  5G003BA01 ,  5G003DA07 ,  5G003EA05 ,  5G003FA06 ,  5G003GC05 ,  5G060AA06 ,  5G060CB03 ,  5G060DB01 ,  5G060DB07 ,  5H030AA06 ,  5H030AS08 ,  5H030AS18 ,  5H030BB10 ,  5H030BB26 ,  5H030FF22 ,  5H030FF43 ,  5H030FF44 ,  5H030FF52
引用特許:
審査官引用 (18件)
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