特許
J-GLOBAL ID:200903082825569768

レーザマーキング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-294614
公開番号(公開出願番号):特開2002-103062
出願日: 2000年09月27日
公開日(公表日): 2002年04月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 記憶手段に記憶する座標データを少なくして、記憶手段の小容量化を図りつつ、マーキング品質の向上も図ることが可能なレーザマーキング装置を提供する。【解決手段】 レーザマーキング装置に備えたCPU15は、マーキングする線要素が直線であると認識したときには、直線処理回路17にその直線の始点と終点の座標データを出力する。すると、直線処理回路17は、始点・終点の両座標データとしての電圧信号の電位差分を、時間の経過と共に直線的に変化させて、ガルバノミラー11,12に与える。これにより、ガルバノミラー11,12によって走査されるレーザ光の照射点が、始点から終点まで直線的に移動し、直線要素がマーキングされるから、メモリ16には、直線の始点と終点のデータだけを記憶すればよく、メモリ16の小容量化によるコスト低減が図られる。
請求項(抜粋):
レーザ光源と、前記レーザ光源から出射されるレーザ光の光路の途中に設けられかつ座標データを受けて駆動し、前記レーザ光をワーク上で2次元的に走査する一対のガルバノミラーと、マーキングする文字・記号・図形、及び、印字速度に係るマーキング情報を設定するための設定手段と、前記マーキング情報に基づき、マーキング開始前に、前記文字・記号・図形を、所定の線要素に分け、それら各線要素をマーキングするための座標データを予め生成するデータ生成手段と、前記座標データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶した座標データを、マーキング開始後に取り出して、電圧信号又は電流信号として前記ガルバノミラーに与える制御手段とを備えて、所望の文字・記号・図形を前記ワーク上にマーキングするレーザマーキング装置において、前記データ生成手段は、前記線要素が、直線であるか曲線であるかを区別するための線種判別データを生成すると共に、前記線要素が直線である場合には、前記直線の始点及び終点の2点に関してのみの座標データを生成して、それら座標データと前記線種判別データとを、前記記憶手段に記憶するように構成され、前記制御手段は、前記線種判別データに基づき、マーキングする線要素が直線であると判別したときにのみ作動する直線処理手段を備え、前記直線処理手段は、前記始点の座標データとしての電圧信号又は電流信号を、前記ガルバノミラーに与えてから、前記印字速度と前記直線の長さとから求められる印字時間をかけて、前記ガルバノミラーに与える電圧信号又は電流信号を、前記終点の座標データとしての電圧信号又は電流信号まで、直線的に変化させるように構成されたことを特徴とするレーザマーキング装置。
IPC (2件):
B23K 26/00 ,  B23K 26/08
FI (3件):
B23K 26/00 B ,  B23K 26/00 M ,  B23K 26/08 B
Fターム (4件):
4E068AB00 ,  4E068CB02 ,  4E068CD11 ,  4E068CE03

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