特許
J-GLOBAL ID:200903082825581865
高濃度オゾン水製造装置及びこの装置を用いた高濃度オゾン水の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
武石 靖彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-345174
公開番号(公開出願番号):特開2002-143659
出願日: 2000年11月13日
公開日(公表日): 2002年05月21日
要約:
【要約】【課題】 構造が簡単で、低コストにて高濃度のオゾン水を製造可能な装置と、この装置を用いた高濃度オゾン水の製造方法を提供する。【解決手段】 不活性ガス供給源6と原水供給源7と接続した原水タンク1と、オゾンガス供給源9に接続した一対のオゾン溶解タンク2a、2bを具備し、各オゾン溶解タンクの底部には、製品取出口と、液体と気体とを混合可能なエジェクター3a、3bが設けられ、各オゾン溶解タンクは、原水タンクと液体移動が可能に接続されており、原水タンク内の液体がエジェクターに供給される際、オゾン溶解タンク内の上部側からのオゾンガスをエジェクターの位置にまで誘導し得る配管4a、4bを通って誘導された高圧のオゾンガスとの混合が起こるようになっており、本装置では、気体圧力を利用して液体の移送が行われるのでポンプは必要とせず、オゾンガス供給源として中濃度オゾン発生器が使用できる。
請求項(抜粋):
高濃度オゾン水の原料となる原水を貯蔵するための原水タンク1と、当該原水タンク1と実質的に同容積を有する一対のオゾン溶解タンク2a、2bとを具備し、前記原水タンク1が、原水供給弁10を介して原水供給源7と接続されており、当該原水タンク1の上部側には、当該タンク内の気体を大気中へ放出するための大気放出弁5が設けられ、かつ当該上部側が、不活性ガス供給弁11を介して不活性ガス供給源6と接続されていること、前記オゾン溶解タンク2a、2b内には、各タンクの底部近傍に、液体と気体とを混合可能なエジェクター3a、3bが設けられており、しかも当該タンク内の上部側からのオゾンガスを前記エジェクター3a、3bの位置にまで誘導し得る配管4a、4bが設けられており、各タンク2a、2bの底部にはそれぞれ、製品であるオゾン水を取り出すための取出口8a、8bが設けられていること、及び、前記オゾン溶解タンク2a、2bの上部側が、オゾンガス供給弁12を介してオゾンガス供給源9と接続され、かつ当該上部側には排気弁15がそれぞれ設けられていると共に、オゾン溶解タンク2a-2b間のオゾンガスの移送を可能とするオゾンガス移送弁13が設けられており、前記オゾン溶解タンク2a、2bの底部がそれぞれ、液体移動制御弁14を介して前記原水タンク1の底部と接続されることにより、原水タンク-オゾン溶解タンク間での液体の移動が可能になっており、前記原水タンク1内の液体が、オゾン溶解タンク2a、2b内の前記エジェクター3a、3bに供給される際に、当該オゾン溶解タンク2a、2b内の上部側から前記配管4a、4bにより誘導されたオゾンガスと混合される構造であることを特徴とする高濃度オゾン水製造装置。
IPC (4件):
B01F 3/04
, B01F 1/00
, C01B 13/10
, C02F 1/78
FI (4件):
B01F 3/04 F
, B01F 1/00 A
, C01B 13/10 D
, C02F 1/78
Fターム (6件):
4D050AA20
, 4D050BB02
, 4D050BD04
, 4G035AA02
, 4G035AB20
, 4G042CE01
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