特許
J-GLOBAL ID:200903082837521752

携帯電話機のアンテナ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 利和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-183505
公開番号(公開出願番号):特開平9-018217
出願日: 1995年06月27日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【目的】 半波長アンテナを筐体から引き出した状態及び筐体内に収納した状態で送受信が可能な携帯電話機において、収納状態での送受信特性の改善を図る。【構成】 収納状態で半波長アンテナ5の後端部5bが嵌入する誘電体環7とそれを嵌着した導体環8からなる固定環部を設け、導体環8に1/4波長相当の長さを有したワイヤ11を接続する。誘電体環7の容量とワイヤ11のアンテナ特性インピーダンスの直列合成インピーダンスは半波長アンテナ5のアンテナ特性インピーダンスと整合がとられており、収納状態で半波長アンテナ5の後端部5bがGND接続された場合と等価な回路を構成する。半波長アンテナ5の後端部5bをRFユニット2のGND端子に接続しないため、送信出力がRFユニット2のGND回路へ回り込んで変調精度を不安定化させることを防止できる。
請求項(抜粋):
ユニポール型の半波長アンテナが励振回路に接続された誘電体環の内周面と摺動関係を有し、前記半波長アンテナを筐体から引き出した状態及び筐体内に収納した状態で送受信が可能な携帯電話機において、前記半波長アンテナの先端部が前記誘電体環の位置まで引き込まれた収納状態で前記半波長アンテナの後端部が位置する部分に前記半波長アンテナの後端部を嵌入させる誘電体環とその誘電体環を内部に嵌着させた導体環からなる固定環部を設けると共にその固定環部の導体環に1/4波長に相当する長さの導線を接続し、前記固定環部の誘電体環が前記半波長アンテナと前記導体環の間に構成する容量と前記導線のアンテナ特性インピーダンスとの直列合成インピーダンスを前記半波長アンテナのアンテナ特性インピーダンスと略整合させたことを特徴とする携帯電話機のアンテナ装置。
IPC (4件):
H01Q 1/24 ,  H01Q 9/04 ,  H04B 1/38 ,  H04B 7/26
FI (4件):
H01Q 1/24 A ,  H01Q 9/04 ,  H04B 1/38 ,  H04B 7/26 B

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