特許
J-GLOBAL ID:200903082854431490

保護継電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-193248
公開番号(公開出願番号):特開平7-046748
出願日: 1993年08月04日
公開日(公表日): 1995年02月14日
要約:
【要約】【目的】 ディジタル形式の保護継電装置において、演算等CPU処理能力に負担をかけることなく、母線や負荷等を保護する。【構成】 すべての入力端および出力端におけるカレントトランスの検出電流i1〜inの瞬時値の絶対値の合計である抑制量が事故発生時に確実に増加する。そこで、変化分起動要素5により、その抑制量の変化分を演算して求め、事故の立上がりを高速度で検出する。この検出出力によって波形弁別要素4を起動し、事故発生の第1波目の非飽和期間を確実に捕えて内外部判定を正確に行うことができるようにする。その正確な外部判定結果でANDゲート7において比率差動要素3の動作出力にロックをかけ、CT飽和による誤動作を防止する。【効果】 瞬時値の絶対値の合計の変化分を求める演算は、CPU処理能力の負担になることなく行える。
請求項(抜粋):
カレントトランスで1以上の入力端と1以上の出力端の電流を検出し、事故が入力端もしくは出力端の外部で発生したものかまたはその内部で発生したものかを判定する内外部判定要素を備え、該内部で発生したものと判定したとき応動する保護継電装置において、前記入力端および出力端での検出電流の瞬時値の絶対値の合計の変化分を演算し、該変化分が所定値以上のとき該内外部判定要素を起動する変化分起動要素を備えることを特徴とする保護継電装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-170318
  • 特開平1-170318

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