特許
J-GLOBAL ID:200903082856068899
デジタルカメラ用フォーカルプレンシャッタ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
篠原 泰司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-028935
公開番号(公開出願番号):特開2001-215555
出願日: 2000年02月01日
公開日(公表日): 2001年08月10日
要約:
【要約】【課題】先羽根と後羽根によって形成されるスリットにより露光を行なう形式の小型化に適したデジタルカメラ用フォーカルプレンシャッタを提供すること。【解決手段】先羽根に連結された先羽根用第1駆動部材8は、セットばねによって時計回転するように付勢され、先羽根用第2駆動部材9は、駆動ばねによって反時計回転するように付勢されている。後羽根に連結された後羽根用駆動部材11は、駆動ばねによって反時計回転するように付勢されている。撮影前は、露光開口が全開であって、撮影時にセット部材13が時計回転すると、上記駆動部材8がセット部材13による抑止を解かれて回転し、先羽根によって露光開口を覆う。その後、解除部材16,17が各電磁石の鉄芯6,7から離反すると、係止部材14,15による係止が解かれ、各駆動部材9,11が順に反時計回転して、先羽根と後羽根とで形成されたスリットにより露光が行なわれるようになっている。
請求項(抜粋):
露光開口を設けたシャッタ地板と、各々が前記シャッタ地板に枢着された複数のアームとそれらに枢支された少なくとも1枚の羽根とからなっていて前記露光開口を開閉する先羽根及び後羽根と、前記先羽根に連結されていて露光作動開始直前にセットばねの付勢力によって前記先羽根が前記露光開口を閉じる方向へ作動させられる先羽根用第1駆動部材と、露光作動時には先羽根用駆動ばねの付勢力によって作動され前記セットばねの付勢力に抗して前記先羽根用第1駆動部材を前記先羽根が前記露光開口を開く方向へ作動させる先羽根用第2駆動部材と、前記先羽根用第2駆動部材を露光作動開始位置に保持し露光作動時にはその保持を解く先羽根用保持手段と、前記後羽根に連結されていて露光作動時には後羽根用駆動ばねの付勢力によって前記露光開口を閉じる方向へ前記後羽根を作動させる後羽根用駆動部材と、前記後羽根用駆動部材を露光作動開始位置に保持し露光作動時にはその保持を解く後羽根用保持手段と、初期位置からセット位置へ作動するとき前記先羽根用第2駆動部材と前記後羽根用駆動部材を前記各駆動ばねの付勢力に抗して作動させると共に前記先羽根用第1駆動部材が前記セットばねの付勢力によって作動するのを阻止して前記露光開口を全開状態にし次の撮影の初期段階においてセット位置から初期位置へ復帰するとき前記セットばねの付勢力による前記先羽根用第1駆動部材の作動を可能にするセット部材と、を備えていることを特徴とするデジタルカメラ用フォーカルプレンシャッタ。
Fターム (6件):
2H081AA20
, 2H081AA23
, 2H081AA24
, 2H081AA29
, 2H081BB02
, 2H081CC24
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