特許
J-GLOBAL ID:200903082856131710

光学式ガス検出器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-135163
公開番号(公開出願番号):特開平6-323989
出願日: 1993年05月14日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 ガス検知セルから戻ってきた光を電気信号に変える光学干渉フィルタを1枚にして組立も容易になり被測定ガス以外のガスの影響を受けにくくし、使用環境温度が変化しても安定した特性が得られるようにする。【構成】 光源1からの光は、光学干渉フィルタ2、光ファイバ3、光ファイバ分岐点4、光ファイバ5を通り、ガス検知セル6a中で一部吸収された光は光ファイバ5、光ファイバ分岐点4、光ファイバ7を通り、光電変換部22に照射され、電気信号に変えられ、ガス濃度演算部20にてガス濃度に演算する。光学干渉フィルタ2は、被測定ガスの吸収スペクトルの幅より広い透過特性を持ち、光学干渉フィルタ8は、被測定ガスの吸収スペクトルの幅より広く、光学干渉フィルタ2のスペクトル幅より狭い透過特性を持つ。光送信部22aと光受信部22bの温度を一定にするような熱源21aと温度制御部21bと温度検出部21cを設ける。
請求項(抜粋):
光ファイバの先端にガス検知セルと反射板を取り付けた光ファイバガスセンサと、上記光ファイバガスセンサに光を供給する光送信部と、上記光ファイバガスセンサからの光を電気信号に変換する光受信部と、温度制御系と、ガス濃度演算部とを備え上記光送信部は光源と、第一の光学干渉フィルタにより構成し、上記光源は測定したいガスの吸収スペクトルの幅より広い発光スペクトルを持ち、上記第一の光学干渉フィルタは測定したいガスの吸収スペクトルの幅より広く、上記光源の発光スペクトル幅より狭い透過特性をもち、上記光受信部は、上記光ファイバガスセンサからの光を反射透過させる第二の光学干渉フィルタと、これを反射した光を電気信号に変換する第一の受光素子および透過光を電気信号に変換する第二の受光素子により構成し、上記第二の光学干渉フィルタは測定したいガスの吸収スペクトルの幅より広く、上記第一の光学干渉フィルタのスペクトルの幅より狭い透過特性を持ち、上記ガス濃度演算部で上記第一および第二の受光素子からの電気信号を演算し、 上記温度制御系は、熱源と温度検出部と温度制御部から構成され、上記熱源は上記光送信部と光受信部を加熱あるいは冷却し、上記温度検出部は上記光送信部と光受信部の温度を検出し、上記温度制御部は上記光送信部と光受信部の温度が一定になるように制御する光学式ガス検出器。

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