特許
J-GLOBAL ID:200903082861565477

ポリ塩化ビフェニルを含有する電気絶縁油を使用した変圧器の無害化方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-007413
公開番号(公開出願番号):特開2005-203523
出願日: 2004年01月15日
公開日(公表日): 2005年07月28日
要約:
【課題】 0.5超から200mg/kg未満のPCBを含有する電気絶縁油を使用した変圧器を、現地に据え付けられたまま、組み立てた状態でPCBを除去し、変圧器を継続使用、又は安全に廃棄が可能なようにする。【解決手段】当該変圧器の低濃度PCBから除去すべきPCB量と残留許容されるPCB量を計算する。変圧器の低濃度PCBを新たな電気絶縁油に入れ替えると内部に残っているPCBが分配平衡により溶出する。これを1または2回行い、変圧器の電気絶縁油中のPCB濃度が0.5mg/kg未満となる場合について残留するPCB量を算出する。他方抜取油は、除去すべきPCB量に達成する濃度まで電気絶縁油の無害化処理を行うことで、変圧器内部に残留するPCB量と処理後の精製電気絶縁油に残留するPCB量の合計を残留許容値以下とする。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
0.5超から200mg/kg未満でA1mg/kgのポリ塩化ビフェニルを含有する電気絶縁油Bkgを使用した変圧器において、該変圧器から該電気絶縁油Ckgを抜き取り、変圧器内に残留する電気絶縁油量をDkgとしたときに、A1×D/B<0.5mg/kgを満たす場合においては、変圧器にポリ塩化ビフェニルを含まない電気絶縁油をCkg補充して変圧器を満たすとともに、抜き取ったポリ塩化ビフェニルを含む電気絶縁油のポリ塩化ビフェニルの濃度を (0.5×B-A1×D)/(B-D)mg/kg以下に無害化し、変圧器に残留するポリ塩化ビフェニル量と処理後の精製電気絶縁油に残留するポリ塩化ビフェニル量の合計を0.5×Bmg以下とすることで、ポリ塩化ビフェニルを含有する電気絶縁油を使用した変圧器を無害化する方法。
IPC (1件):
H01F41/00
FI (1件):
H01F41/00 Z

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